ホットワインは温めるだけでOK!おいしい市販品選びと失敗しない温め方

ホットワイン 温めるだけ

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こんにちは。ワインノオト運営者で、現役ソムリエのまさです。
寒い冬になると、体が芯から温まるホットワインが恋しくなりますよね。でも、いざ自分で作ろうとすると「スパイスは何を揃えればいいの?」「レンジの加熱時間はどのくらい?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

特に、「ホットワインは温めるだけ」または、あれこれ混ぜずに「はちみつだけ」で手軽に楽しみたいというニーズは非常に多いです。せっかくワインを買っても、一から材料を揃えるのはハードルが高いもの。また、温め方を間違えて酸っぱくなったり、アルコールが飛びすぎたりする失敗も避けたいですよね。

そこで今回は、市販のホットワインを活用した究極の手抜き術や、余った赤ワインを「はちみつだけ」で美味しく変身させるコツを詳しくお伝えします。

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  • 日本ソムリエ協会認定の現役ソムリエ
  • 現役バーテンダーでもあるお酒のプロ
  • 家飲みでいかにワインをおいしく楽しむか探求中
  • 夫婦そろってソムリエなので、記事情報の正確さには自信あり

この記事を読めば、お家で失敗することなく、至福の一杯が楽しめるようになりますよ。

記事のポイント
  • 市販のホットワインなら温めるだけで失敗せず本格的な味が楽しめる
  • 余ったワインも「はちみつだけ」加えれば驚くほど飲みやすく変身する
  • カルディや大手メーカーの製品はバランスが良く初めての人にもおすすめ
  • 電子レンジやマグカップを使って1分で準備できる失敗しない温め方
目次

ホットワインを温めるだけで楽しむ市販品の魅力

ホットワインを温めるだけで楽しむ市販品の魅力

最近は、あらかじめスパイスや甘みが絶妙なバランスで配合された「ボトル入りホットワイン」が非常に充実しています。自分で一から作る楽しさもありますが、やはり「温めるだけ」という手軽さは、忙しい現代人にとって何物にも代えがたい魅力ですよね。

ここでは、なぜ私がプロの視点からも市販品を強くおすすめするのか、その理由と具体的な楽しみ方を深掘りしていきます。

手間や材料を無駄にしない市販のホットワイン

手間や材料を無駄にしない市販のホットワイン

ホットワインを自作しようとすると、意外と多くのハードルにぶつかります。まず必要なのがスパイス類。シナモンスティック、スターアニス(八角)、クローブなどは、一般的なスーパーでは一瓶数百円で売られていますが、ホットワイン一杯に使う量はごくわずかです。

一度試してみたいだけなのに、残りのスパイスをどうしよう……と、結局キッチンの奥で期限切れにさせてしまうのは、非常にもったいないですよね。

その点、市販品なら、飲料メーカーの専門家が計算し尽くした黄金比でボトリングされています。一から材料を揃えるコストや手間を考えると、市販品は非常に賢い選択だと言えます。

面倒なスパイスは不要!「はちみつだけ」で十分おいしい理由

「飲み残しの赤ワインをなんとかおいしいホットワインにして飲みたい」という時、わざわざスパイスを買いに走る必要はありません。実は、「はちみつだけ」を加えれば、それだけで立派な一杯が完成します。

なぜ「はちみつだけ」で十分なのか。それは、はちみつが持つ特有の「コク」と「とろみ」に秘密があります。普通の砂糖だと単に甘くなるだけですが、はちみつは加熱によって強調された赤ワインの渋みや酸味を包み込み、口当たりを驚くほどまろやかにしてくれるからです。

スパイスがない分、ワイン本来の果実味がダイレクトに感じられるため、実はソムリエの間でも「これが一番落ち着く味」という人は少なくありません。

作り方は非常にシンプルです。耐熱マグカップにワインを注ぎ、はちみつをティースプーン1〜2杯入れる。あとはレンジで温めるだけ。これだけで、飲み残しのワインが極上のリラックスドリンクに変わります。

「ホットワインを作りたいけど面倒くさい」と感じている方は、ぜひこの引き算のレシピを試してみてください。

カルディやスーパーで手に入るおすすめのホットワイン

「今すぐ温めるだけのホットワインが欲しい!」と共感いただいた方にとって、最も頼りになるのがカルディコーヒーファームや大型のスーパー、酒販店です。特にカルディで冬の風物詩となっている「ラプンツェル グリューワイン」は、本場ドイツの伝統的なレシピで作られており、スパイスの香りが非常に豊かです。

一方、コンビニエンスストアではホットワインの既製品ボトルが置かれていることは稀です。しかし、コンビニは「はちみつだけで作る自作派」にとっての強い味方になります。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマートで売られている「ペットボトル入りや紙パック入りの安価な赤ワイン」は、実はホットワインのベースに最適なのです。

たとえばローソンで扱われているチリ産の「カーサ・スベルカソー」などは、非常に果実味が濃厚で、温めても味が崩れません。コンビニなら一緒に「はちみつ」や「冷凍フルーツ」も調達できるので、その場で自分なりのホットワインセットが完成します。

さらに、ワインペアリングについても参考にしてほしい記事があります。≫ ワインペアリングの完全ガイド|簡単にできるマッチングの楽しみ方も解説の記事でワインペアリングについて分かりやすく深堀りしています。ぜひご覧ください。

サントリーの隠れた名作!「赤玉スイートワイン」がホットワインに最適な理由

※期間限定商品:サントリー「あたためておいしい ホットワイン」

数ある市販品の中でも、私がかつて愛飲していたのが冬季限定の「サントリーのホットワイン」です。温めるだけでオレンジやジンジャー、ほのかなレモンピールの香りが立ち上がり、完成度は抜群でした。しかし、この商品は季節限定のため、現在はネットや近所のスーパーで見つけるのが難しくなっています。

画像:ボトル裏のエチケット

「あの味が忘れられないけれど、手に入らない……」そんな時にプロの視点から自信を持っておすすめする代用品が、同じサントリーの「赤玉スイートワイン(旧・赤玉ポートワイン)」です。実はこれ、ソムリエの間でも「ホットワインのベースとして最高に優秀」と密かに語り継がれている一本なんです。

サントリーの製品が優れているのは、ワイン特有の「渋み」のコントロールです。赤ワインは温めると渋み(タンニン)が強調されやすいのですが、赤玉スイートワインは最初から日本人の好みに合わせた「甘口で滑らかな口当たり」に仕上げられています。

そのため、加熱しても角が立たず、とろけるような美味しさが持続します。すでに完成された甘みを持っているため温めるだけで十分においしいのが最大の魅力。ここにはちみつを少し垂らすだけで、より一層コク深い一杯になりますよ。

電子レンジを活用したホットワインの作り方

市販のホットワインや、はちみつを加えたワインを手に入れたら、次に知っておきたいのが「最も手軽で失敗しない温め方」です。一番のおすすめはやはり電子レンジ。洗い物も少なく、何より飲みたいと思った瞬間に完成するのが最大のメリットですね。

ただし、レンジ加熱には少しだけコツが必要です。ワインに含まれるアルコールや糖分は加熱のムラが起きやすく、そのまま放置すると突然中身が飛び散る「突沸(とっぷつ)」が起きることがあります。これを防ぐためには、一気に長時間加熱せず、様子を見ながら進めるのがポイントです。

電子レンジ加熱の推奨ステップ(150mlの場合)

  1. 耐熱性のマグカップにワイン(とはちみつ)を注ぐ
  2. まずは500W〜600Wで「40秒」加熱する
  3. 一度取り出し、スプーン等で軽く混ぜて温度を均一にする
  4. さらに「20秒」追加で加熱し、好みの熱さにする

加熱が終わった際、マグカップの縁から細かい泡が出ていて、湯気とともに香りが強く立ち昇っていれば成功です。温めるだけで部屋中に広がる心地よい香りは、レンジ調理とは思えないほどの幸福感をもたらしてくれます。

ソムリエが教えるホットワインに最適な赤の品種

「はちみつだけでホットワインを作る」際に重要になるのが、ベースとなるワインの品種です。実は、ワインの種類によって、温めた時に「美味しくなるもの」と「バランスが崩れてしまうもの」がハッキリ分かれます。

大原則として、「渋みが強すぎるもの」は避けるべきです。逆にホットワインに向いているのは、「果実味が豊かで、渋みが丸いタイプ」です。こうした品種ごとの特徴を知っておくと、より自分好みの味に近づけます。

ホットワインに合う赤ワイン品種メルローの魅力

私が「ホットワインに迷ったらこれ!」と自信を持っておすすめするのが「メルロー(Merlot)」です。メルローは、その性格が非常に穏やかで親しみやすいのが特徴です。タンニンがキメ細かく、温めても「柔らかさ」が持続し、ブルーベリーやプラムのような濃厚な果実味が全面に出てきてくれます。

ここにはちみつを少し垂らすだけで、驚くほど贅沢な味わいになりますよ。

自宅のワインをホットワインにして温めるだけのコツ

ここからは、プロ並みの仕上がりにするための具体的な温度管理について解説します。はちみつだけで作る場合も、市販品を使う場合も、この「温度」だけは守ってください。

ホットワインを沸騰させない最適な温度管理

ホットワイン作りにおいて、絶対に避けては通れない「鉄則」があります。それは、「決して沸騰させてはいけない」ということです。ワインの主成分であるアルコールの沸点は約78.3度。グラグラと沸騰させてしまうと、大切なアルコール分が蒸発し、香りも逃げてしまいます。さらに、加熱しすぎると酸が濃縮され、刺すような鋭い酸味に変化してしまいます。

目指すべき温度は「70度〜75度」です。お鍋なら、縁に小さな気泡がぷつぷつと立ち始めたら火を止めるサイン。この温度を守ることで、アルコールのボリューム感と、ワインのフルーティーな香りを両立させることができます。

ペアリングで楽しむ贅沢なひととき

ホットワインは、その甘みと温かさから、合わせるおつまみも少し個性的なものが向いています。定番のナッツだけでなく、少しスパイシーなドライフルーツや、はちみつの風味に合うブルーチーズなども相性抜群です。ぜひお試しください。

まとめ:ホットワインを温めるだけで贅沢な冬のひととき

ここまで「ホットワイン 温めるだけ はちみつだけ」で楽しむためのノウハウをお伝えしてきました。大切なのは、ホットワインを「難しいもの」と考えず、まずは市販の力を借りたり、余ったワインにはちみつを足したりして、気軽に試してみることです。

カルディなどのホットワインを選び、電子レンジで適切に温める。あるいは、飲み残しのワインに「はちみつだけ」加えて温める。それだけで、お家の中は瞬時に温かい香りに包まれ、心休まるリラックスタイムが始まります。

最後に振り返りポイント

  • 市販品なら、カルディや赤玉スイートワインがおすすめ
  • 自作が面倒なら「はちみつだけ」で十分においしくなる
  • 加熱は「沸騰直前」の75度前後で止めるのがプロの鉄則
  • 「温めるだけ」の贅沢を、自分へのご褒美にしよう

寒い夜、温かいカップを両手で包み込み、ゆっくりと立ち昇る湯気を吸い込む。そんな何気ない時間が、明日への活力を養ってくれるはずです。今年の冬、あなたが最高のホットワイン体験に出会えることを願っています!

*20歳未満の飲酒は禁止されています

ホットワイン 温めるだけ

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