オレンジワインのグラスはどれが最適解?おすすめのグラスはこの1脚

オレンジワインの魅力を引き出すただ一つの正解グラスと選び方

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こんにちは。ワインノオト運営者で、現役ソムリエのまさです。

最近、レストランやワインショップで目にする機会がぐっと増えたオレンジワイン。ご自宅でも楽しみたいと思ったとき、オレンジワインのグラス選びで迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。

専用のものを買うべきなのか、手持ちの白ワイングラスで十分なのか、また、どのようなブランドがおすすめで、ソムリエからの評価が高いのかなど、疑問は尽きないですよね。さらに、料理との組み合わせや万能グラスとの違いについても知っておきたいところです。

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  • 日本ソムリエ協会認定の現役ソムリエ
  • 現役バーテンダーでもあるお酒のプロ
  • 家飲みでいかにワインをおいしく楽しむか探求中
  • 夫婦そろってソムリエなので、記事情報の正確さには自信あり

この記事では、そんな皆様の疑問にソムリエとして寄り添い、オレンジワインのポテンシャルを最大限に引き出すグラス選びのヒントをお伝えしていきます。

記事のポイント
  • オレンジワインの特性に合わせた最適なグラスの選び方と基準
  • 手持ちの白ワイングラスで代用する際のメリットと注意点
  • プロのソムリエからの評価が高いおすすめのグラスブランド
  • 料理とのペアリングを格上げする専用グラスの圧倒的な魅力

\オレンジワインの最適解グラスはちら/

目次
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オレンジワインのグラス選びの正解

自宅でオレンジワインを飲むとき、とりあえず白ワイン用や細長いグラスを選んでいませんか?

まずは、オレンジワインをより美味しく楽しむための、グラス選びの基本的な考え方について整理していきましょう。ワインの特性を知ることで、なぜグラスの形が重要なのかが見えてくるはずです。

白ワイングラスでの代用は可能か

白ワイン用のグラスでは本来の美味しさを閉じ込めてしまいます

結論から言うと、ご自宅にある標準的な白ワイングラスでの代用は可能ですが、オレンジワインが持つ本来のポテンシャルを制限してしまい、少しもったいない結果になるかもしれません。この理由を深く理解するためには、オレンジワインがどのように造られているのか、その醸造工程を知る必要があります。

オレンジワインは「白ブドウ」を原料としながらも、赤ワインと同じように果皮や種子を果汁と一緒に長期間漬け込んで発酵させる「スキンコンタクト(マセラシオン)」という製法で造られます。外観の色合いが似ていることからよく混同されがちですが、原料もアプローチも全く異なります。気になる方は、ロゼワインとオレンジワインの造り方や味わいの違いを徹底解説した記事も参考にしてみてくださいね。

このスキンコンタクトの過程を経ることで、一般的な白ワインにはほとんど含まれない、果皮由来の複雑な成分が液体に溶け込みます。

(出典:独立行政法人 酒類総合研究所『ワイン醸造技術まとめサイト』)の解説にもあるように、オレンジワインは「タンニンの渋味やテクスチャー、複雑さを特徴」としており、これが赤ワインのようなしっかりとした骨格を生み出しているのです。

白ブドウを皮や種ごと発酵させることで豊かな香りとしっかりとした渋みが生まれる

ご家庭によくある小ぶりな標準的白ワイングラスは、冷やした液体の温度が上がる前に飲み切れるよう、また白ブドウのフレッシュな酸味や繊細な香りを逃さないように設計されています。

しかし、この小ぶりな形状に長期間のスキンコンタクトを経たオレンジワインを注ぐと、グラス内の空間が狭すぎるため、ワインが空気に触れる面積が少なくなり、アプリコットやハチミツ、紅茶といった重層的で複雑な香りを十分に開かせることができません。

さらに、飲み口が直線的で狭いグラスは液体を舌の中央へ勢いよく流し込むため、オレンジワイン特有のタンニン(渋み)が凝縮して舌に当たり、ギスギスとした収斂性を不快なレベルで強調してしまう危険性すらあります。

時々、「オレンジワインは渋くてまずい」という声を聞くことがありますが、実はこのグラス形状との不一致が原因であることも多いんです。オレンジワインがまずいと誤解される理由や本来の美味しい味わいについて解説した記事も合わせて読んでいただくと、より深く理解できるかなと思います。

白ワイングラスで飲む場合は、スキンコンタクトの期間が非常に短く、すっきりとした軽快なタイプのオレンジワインに限定するのが無難かなと思います。

また、グラスの空間を最大限に活かすためには注ぐ液量も非常に重要になってきます。グラスワインの標準的な注ぐ量と家飲みで役立つ目安を把握しておくと、香りの広がり方が格段に良くなりますよ。

空間が狭いと香りが開かず、飲み口が狭いと渋みが舌を直撃する

では逆に、大ぶりなボルドー型やブルゴーニュ型の赤ワイングラスで代用すれば良いのかというと、それも罠があります。ボウル内の空間が広すぎるため、白ブドウ由来のデリケートな柑橘や洋梨の香りが揮発して飛んでしまい、輪郭のぼやけた間延びした味わいになってしまうことがあるので注意が必要です。

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ソムリエ高評価の人気ブランド

ソムリエ高評価の人気ブランド

オレンジワインのグラス選びに迷ったら、世界中のプロフェッショナルやソムリエからの評価が圧倒的に高い一流ブランドを押さえておくのが確実です。ホテルやレストランの現場でも、これらのブランドのグラスを使用することで、お客様のワイン体験が劇的に向上するのを日々実感しています。

特に注目したいのが、リーデル(RIEDEL)ジャンシス・ロビンソン(Jancis Robinson)、そしてザルト(Zalto)の3大ブランドですね。

まず、ワイングラスの名門として絶対的な地位を築いているオーストリアの「リーデル」は、ブドウ品種ごとに最適な形状をミリ単位で追求する「個別化戦略」を採用しています。液体が舌のどの位置に落ちるかまで計算し尽くされた設計は、特定のワインの個性を顕微鏡のように拡大して見せてくれるため、ワインの奥深さを探求したい方に最適です。

次に、イギリスの著名なワイン評論家が監修した「ジャンシス・ロビンソン」のコレクションは、「One glass for every wine(すべてのワインをこの1脚で)」という究極の普遍性を掲げています。

熟練の職人によるハンドメイドでありながら、泡、白、赤、そしてオレンジワインのすべてを最高レベルに引き上げるチューリップ型の形状は、実用性とエレガンスを高次元で両立しており、自宅の限られた収納スペースで最高の体験をしたい方に絶賛されています。

そして、現在世界的な熱狂を生み出しているのが「ザルト」です。オーストリア伝統の極限まで薄く軽いハンドメイドグラスの系譜を受け継ぐ「Denk’s Art ユニバーサル」は、目隠しで行われた厳格なブラインドテストにおいて、他社の高額なフラッグシップモデルを抑えて堂々のNo.1に輝きました。

グラスの存在自体を消し去るかのような驚異的な薄さと軽さは、オレンジワインの持つ土壌のミネラル感や野性味を、一切のフィルターを通さずにありのままに伝えてくれます。これらのブランドは高価ではありますが、ワインの味わいを物理的に変えてしまうほどの力を持っているため、一生モノの投資としてソムリエ目線からも強くおすすめできます。

また、グラスをプレゼントとして贈りたい場合や、日本の職人技が光る本格的なグラスにこだわりたい方には、木村硝子店のサヴァやピッコロシリーズの選び方も大変おすすめですので、ぜひ選択肢に入れてみてください。プロ目線でもこの木村硝子は日本の食卓にもマッチして、手馴染みが優れているため、個人的には木村硝子をおすすめしています。

こうした一生モノのグラスを購入する際は「楽天スーパーセール」「お買い物マラソン」「Amazonタイムセール」などの大型イベントや、ポイント還元率が跳ね上がるタイミングを狙ってネット通販でお得に決済するのが最大の秘訣です。

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料理との最適な組み合わせを探る

オレンジワインの旨味と渋みは、出汁や醤油、生魚と驚くほど美しく同調します

オレンジワインが世界中のトップレストランで急速に採用され、多くの愛好家を惹きつけてやまない最大の理由は、その圧倒的な「ペアリングの汎用性」にあります。

白ワインの要素(酸、ミネラル、果実の華やかさ)と赤ワインの要素(タンニン、旨味、ボディ)を併せ持つため、これまで「白ワインでは骨格が弱すぎ、赤ワインでは重すぎる」とされてきた難解な食材や料理に対して、完璧な架け橋として機能してくれるんです。

特に特筆すべきは、和食との驚異的な親和性です。和食の基本となる出汁の旨味、醤油、味噌、酢といった多岐にわたる要素に対し、オレンジワインの持つ皮由来の複雑な風味やほのかな渋みが、見事に同調します。

たとえば、我が家でも妻と一緒によく試すのですが、カツオのカルパッチョのような生魚を用いた料理に一般的な辛口白ワインを合わせると、ワインの酸が魚の鉄分と反応して生臭さを強調してしまうことがあります。

しかし、オレンジワインであれば、適度なタンニンが血合いのニュアンスを柔らかく包み込み、同時に白ブドウ由来の酸味が柑橘のドレッシングと同調するため、素晴らしいマリアージュを見せてくれます。

豚肉のローストやエビの揚げ春巻きといったエスニック料理、さらにはスパイスを効かせたカレー風味の料理など、ジャンルの境界線を軽やかに横断できるのが強みです。

グラスの形状は、このペアリングの質をさらに高める役割を担います。適切な万能グラスや専用グラスを使用することで、オレンジワインのふくよかな旨味が口腔内全体に均等に広がり、料理の旨味とワインの旨味が口の中で立体的に共鳴し合う感覚を味わうことができます。

食後のチーズとの組み合わせにおいても、ウォッシュチーズのような強烈な個性を持つ食材に対して、グラスのボウル内に満たされたハチミツやアプリコットの香りが果実のソースのように機能し、至福の時間を演出してくれます。

食材同士の相性についてさらに詳しく知りたい方は、簡単にできるワインペアリングの完全ガイドの記事もあわせて参考にしてみてください。

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万能グラスとシャンパンの違い

万能グラスとシャンパンの違い

「とりあえず何にでも使えるグラスが欲しい」という方には、少し膨らみのあるチューリップ型や卵型の「万能グラス(ユニバーサルグラス)」が使いやすくて圧倒的におすすめです。

ただ、ここでよくお客様からも質問されるのが「細長いシャンパングラス(フルートグラス)ではダメなの?どう違うの?」という点です。どちらもワインを飲む道具ですが、その設計思想は全く異なります。

フルート型のシャンパングラスは、底から立ち上る美しい泡立ちを目で楽しみ、炭酸ガスをできるだけ逃がさないことに特化した形状をしています。そのため、ボウル部分(液体が入る空間)が非常に狭く、ワインが空気に触れる面積が極端に少なくなっています。

この形状のグラスにオレンジワインを注いでしまうと、せっかくの複雑な果実味や、スキンコンタクト由来の紅茶やスパイスのような素晴らしいアロマがグラスの中に閉じ込められたままになり、香りをほとんど感じ取ることができません。

オレンジワインの魅力の半分は、グラスの中で空気と触れ合い、温度が上がるにつれて表情を変えていく香りのグラデーションにあります。

一方、万能グラスは適度なボウルの膨らみがあり、ワインをスワリング(グラスを回して空気を含ませる動作)するのに十分な空間が確保されています。この空間があるからこそ、オレンジワインの持つ二面性(白の香りと赤の渋み)が調和し、本来の美味しさを引き出すことができるのです。

実は最近のレストランシーンでは、高級なヴィンテージシャンパンなども、その複雑なベースワインの香りを味わうために、あえて細長いフルートグラスではなく、ふっくらとした万能グラスや白ワイングラスで提供するのが主流になりつつあります。詳しくは、シャンパングラスと万能型ワイングラスの構造的な違いや選び方を解説した記事でさらに深掘りしていますので、ぜひ読んでみてください。

\プロおすすめの万能グラスはこちら/

リーデルのおすすめグラス比較

白ワイン用、シャンパン用、万能型、甲州用のグラス別味わいとおすすめ度比較表

ワイングラスの老舗であり、機能的ワイングラスのパイオニアであるリーデル社は、ブドウ品種ごとに最適な形状をミリ単位で追求しています。オレンジワインを楽しむ際によく候補に挙がる代表的なシリーズを比較してみましょう。ご自身のライフスタイルや予算に合わせて選ぶための参考にしてください。

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シリーズ・モデル特徴・製法おすすめの用途・ユーザー
ヴェリタス 甲州マシンメイドだが極薄。卵型のボウルと適度なすぼまりを持つオレンジワインの繊細なアロマと渋みを美しく調和させたい方
ヴェリタス リースリング/ジンファンデル縦長で程よいすぼまりのリム。非常にバランスの良い形状万能型として、白・赤・オレンジを幅広く1脚で楽しみたい方
ヴィノム ジンファンデル/リースリング・グラン・クリュヴェリタスより少し厚みがあり頑丈。リーデルの定番中の定番本格的なテイスティングと、日常的な扱いやすさを両立したい方
オヴァチュア背が低く小ぶりで安定感抜群。クリスタルではなくガラス製でタフ小さな子供がいる家庭や、食洗機でガシガシ洗いたいカジュアルユース

リーデルのグラス選びにおいて知っておくべき重要なポイントは、「ハンドメイド(手吹き)」か「マシンメイド(機械吹き)」かの違いです。

最高峰の「ソムリエ」シリーズは熟練の職人によるハンドメイドで、その口当たりの滑らかさは芸術的ですが、価格も高く、取り扱いには極めて神経を使います。

そこでおすすめしたいのが「ヴェリタス」シリーズです。ヴェリタスはマシンメイドでありながら、リーデルの最新技術によってハンドメイドと見紛うほどの驚異的な薄さと軽さを実現しています。ステム(脚)も非常に細くエレガントで、日々の食卓に高級レストランのような優雅な演出をもたらしてくれます。

リーデルのグラスについてもっと深く知りたい方は、リーデルのおすすめであるヴィノムシリーズの魅力とプロが選ぶ理由の記事もあわせて読んでみてくださいね。

※表に記載した価格帯やサイズなどの詳細な数値データは、モデルのアップデートや購入時期により変動する可能性があります。あくまで一般的な目安としてお考えいただき、正確なスペックや最新情報はリーデルの公式サイトを必ずご確認ください。

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オレンジワイン用グラスの最適解

プロが辿り着いた究極の最適解、リーデル社のヴェリタス甲州グラス

ここまでは、オレンジワインとグラスの一般的な関係性や、各ブランドの特徴について幅広く解説してきました。

ここからは、現役ソムリエとしての私の経験に基づき、様々なグラスを実際に試してきた中で辿り着いた、オレンジワインの魅力を極限まで高めてくれる「究極の最適解」と言えるグラスをご紹介します。

ヴェリタス甲州が選ばれる理由

甲州ブドウとオレンジワインに共通する、香りを集め渋みを優しくコントロールする目的

オレンジワインを飲むのに最も適していると私が自信を持って、そして強くおすすめしたいのが、リーデルの【ヴェリタス 甲州】というグラスです。

「えっ、甲州?オレンジワイン専用じゃないの?」と思われるかもしれません。確かにこのグラスは、日本の固有品種である「甲州」ブドウから造られるワインのために、リーデル社が日本のワインメーカーと共同で開発した専用グラスです。

しかし、実はこの甲州ブドウの特性と、オレンジワインの構造には、驚くほど共通する部分があるのです。甲州ブドウは果皮がほんのりピンク色がかった灰色(グリ)をしており、ワインに醸造される過程で、果皮からわずかな渋み成分(フェノール類)が抽出されます。

つまり、甲州ワイン自体が、もともと非常にデリケートな「プチ・オレンジワイン」のような骨格を持っているんですね。

ヴェリタス甲州のグラスは、柑橘やすだち、柚子といった控えめで繊細な香りをグラス内にしっかりと留め、同時に果皮由来のわずかな渋み(タンニン)をまろやかに包み込むように設計されています。

この「香りを集め、渋みをコントロールする」という機能が、まさにスキンコンタクトを経た世界中のあらゆるオレンジワインの複雑な要素を完璧にまとめてくれる素晴らしいポテンシャルを発揮するのです。

赤ワインのような骨格と白ワインの清涼感を、全く矛盾なく、信じられないほど高い次元で同居させてくれる、まさに奇跡のようなマッチングを見せてくれます。

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果実味と渋みを調和させる形状

すぼまった縁の働きにより果実味が先に広がり、渋みは心地よい後味に変わる

ヴェリタス甲州がオレンジワインに対してこれほどまでに優れている理由は、その独特の「卵型のボウル形状」と、極限まで薄く仕上げられた「リム(縁)」の流体力学的な設計に隠されています。

まず、マシンメイドの限界に挑んだ極薄のリムは、グラスを唇に当てた際の異物感を完全に消し去ります。人間の味覚は、ガラスの厚みによって液体の温度やテクスチャーの感じ方が大きく変わるため、この薄さがオレンジワインの滑らかさを直接脳に伝達する重要な役割を果たします。

そして最も重要なのが、適度にすぼまった飲み口の角度です。グラスを傾けたとき、この絶妙なすぼまりが、液体を舌の「両サイド」ではなく、「舌先から中央」へと一直線に滑らかに導いてくれます。

人間の舌は、両サイドで「酸味」を、奥で「苦味や渋み」を強く感知しやすい傾向があります。ヴェリタス甲州の形状は、液体が舌の両サイドに触れるのを防ぎ、まず果実の甘みや旨味を舌先でたっぷりと感じさせます。

その結果、オレンジワイン特有の強いタンニンや酸味が悪目立ちすることなく、後から心地よいアクセントとして追いかけてくるように計算されているのです。

もしこれが口の広がったグラスであれば、渋みが口の中全体に一気に広がってしまい、荒々しい印象になってしまいます。果実味と渋みを口の中でどう調和させるか。それをグラスの物理的な形状だけでコントロールしてしまうのだから、グラス選びは本当に奥が深いですよね。

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汎用性ならリーデルの「リースリング/ジンファンデル用」が万能

汎用性ならリーデルの「リースリング/ジンファンデル用」が万能

ここまでヴェリタス甲州の素晴らしさを熱弁してきましたが、「オレンジワイン専用にグラスを買うのは少しハードルが高い」「白ワインや赤ワインも、できれば1つのグラスで美味しく飲みたい」というワイン初心者の方や、収納スペースを気にする方も多いと思います。そんな方には、同じくリーデルのヴェリタスシリーズから展開されている「リースリング/ジンファンデル」のグラスを強くおすすめします。

このグラスは、ヴェリタス甲州よりも少し縦長で、程よいすぼまりを持ったスリムな形状をしています。

もともとは酸味が特徴的な白ブドウのリースリングや、果実味が豊かで渋みが穏やかな赤ワイン(ジンファンデルやキャンティなど)に向けて作られたものですが、その中庸なバランスの良さから、世界中のワイン愛好家の間で「最も使い勝手の良い万能型グラス」として広く認知されています。

オレンジワインを注いだ際にも、突出した酸味をきれいにまとめ上げ、果実のフレッシュさを素直に表現してくれます。ヴェリタス甲州のような「オレンジワインの真髄を極限まで引き出す魔法」こそありませんが、どんなワインを注いでも80点以上の美味しさを約束してくれるため、プロの目線からも自信を持って推奨できる最初の1脚です。

万能型より専用が美味しい理由

万能グラスは手軽な十徳ナイフ、専用グラスはワインの個性を拡大する顕微鏡

リースリング用のような万能型グラスは確かに便利で、日々の食卓を支える頼もしい相棒になってくれます。

しかし、ワインを心から愛する者として一つだけはっきりとお伝えしておきたいのは、グラスは万能型で妥協するよりも、そのワインの特性に完全にフォーカスした専用グラスで飲んだ方が、圧倒的に美味しいという紛れもない事実です。

たとえるなら、万能型グラスは「オールシーズンタイヤ」のようなものです。晴れの日も雪の日もそこそこ走れますが、サーキットでの限界性能や、大雪の日の絶対的な安心感では専用タイヤには敵いません。

専用グラスは、造り手がそのワインに込めた微細なテロワール(土壌や気候の個性)や、ブドウ品種の隠された魅力を、まるで高性能な顕微鏡のように拡大して見せてくれるツールなのです。

オレンジワインの奥深い世界、たとえばイタリアのフリウリ地方で造られる長期熟成型の重厚なオレンジワインや、ジョージアのクヴェヴリ(土器)で醸された野性味あふれるアンバーワインなどを本気で堪能したいなら、やはりヴェリタス甲州のような、その特性にピタリとハマる専用グラスを使ってみてください。

今まで気づかなかった蜜蝋やドライフラワーの香り、ビロードのように滑らかなタンニンに出会ったときの感動の度合いは、万能グラスとは全く別次元のものになるはずです。

オレンジワインのグラス選びまとめ

グラス一つでワインの表情は劇的に変わる。最適な1脚で豊かなオレンジワイン体験を

白ワインの華やかな香りと、赤ワインの力強い渋みや旨味。その両方の良いところを掛け合わせたような複雑で魅惑的なオレンジワインだからこそ、その複雑さを解きほぐす「グラス選び」一つで、味わいの印象はガラリと変わるということがお分かりいただけたかと思います。

手軽に何でも万能に楽しめる万能グラスも素晴らしい選択肢ですが、もしあなたがオレンジワインの真価を体験し、未知なる美食体験の扉を開きたいと願うなら、ぜひリーデルの「ヴェリタス 甲州」を手にとって試してみてください。きっと、いつもの食卓でのワインタイムが、より一層豊かで発見に満ちた時間になるはずです。

また、こだわりのワイングラスは自分へのご褒美としてはもちろん、大切な方へのプレゼントとしても非常に喜ばれます。ホワイトデーのお返しに妻へお菓子以外のグラスをおすすめする理由の記事や、母の日に夫から妻へ非日常を彩るワイングラスをプレゼントする際の選び方の記事なども参考に、バレンタインや父の日、さまざまな記念日の贈り物として選ぶのも大変素敵ですよ。

\オレンジワインの最適解グラスはちら/

最後になりますが、薄く繊細な高級グラスは洗浄中や拭き上げの際に破損しやすいデリケートな道具です。また、正しい洗い方をしないとせっかくのワインの味が落ちてしまうこともあります。味が激変するワイングラスの正しい洗い方とNG習慣をしっかり確認していただき、安全な取り扱いに十分ご注意いただきながら、長く愛用してくださいね。

ワインやグラスに関する最新の仕様、健康への影響などについては、最終的な判断としてグラスメーカーにご相談いただくか、ご自身のライフスタイルに合った無理のない範囲でお楽しみください。

それでは、素敵なオレンジワインライフをお楽しみください!

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*20歳未満の飲酒は禁止されています

オレンジワインの魅力を引き出すただ一つの正解グラスと選び方

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