こんにちは。ワインノオト運営者で、現役ソムリエのまさです。
春風が心地よくなってくると、いよいよ桜の季節がやってきますね。今年の桜の下ではどんな食事を楽しもうかと、お花見の持ち寄りで冷めても美味しいサンドイッチの簡単なお弁当レシピや、簡単に準備できる具材を探している方も多いのではないでしょうか。
また、デパ地下で買えるおしゃれなお惣菜パンのランキングや、100均のアイテムを使ったかわいいラッピング方法など、準備から当日までこだわりたいポイントはたくさんありますよね。
私自身も妻とまだ小さな3人の子どもがいる5人家族なので、毎回のお弁当作りや持ち寄りの準備には頭を悩ませつつも、家族や友人が喜ぶ顔を想像しながら楽しんでいます。

- 日本ソムリエ協会認定の現役ソムリエ
- 現役バーテンダーでもあるお酒のプロ
- 家飲みでいかにワインをおいしく楽しむか探求中
- 独自に評価基準を設定しプロ目線でワインを評価
この記事では、そんな皆様のお悩みを解決し、今年のお花見をさらに特別な時間にするためのアイデアをご提案します。
- お花見の持ち寄りに適した冷めても美味しいサンドイッチの具材と作り方
- 屋外でも安心なサンドイッチの衛生管理と崩れない持ち運び方法
- 桜の下でサンドイッチの旨味を最大限に引き立てる絶品ロゼワイン
- プロが推奨する屋外でワインを最高の状態で楽しむための専用グラス
| おすすめする人 | おすすめしない人 |
|---|---|
| ・2,000円台で本格的なシャンパン製法のスパークリングを探している人 ・濃い料理から、あっさりした料理まで、1本で通せる辛口ロゼが好きな人 ・きめ細かい泡立ちと、しっかりとした果実味・コクを両方味わいたい人 | ・ジュースのように甘口のお酒が好きな人 ・渋みやコクが一切ない、極めてあっさりとしたお酒を探している人 ・スパークリングのコルク栓を自分の手で開けるのが怖い、または面倒な人 |
\お花見にはこのロゼがおすすめ/
お花見の持ち寄りで冷めても美味しいサンドイッチとは

お花見という特別なイベントにおいて、持ち寄る食事が冷めても美味しいことは絶対条件と言えますね。特にサンドイッチは手軽につまめて人気ですが、時間が経つとパンがパサついたり、具材の水分でベチャッとしたりしがちです。
ここでは、そんな失敗を防ぎ、時間が経っても美味しく食べられる具材選びから、見た目も華やかな詰め方まで、具体的なコツを詳しく解説していきます。
水分が出ない具材選びのコツ

サンドイッチを美味しく保つ最大の秘訣は、いかに水分をパンに移さないかという点に尽きます。私は普段の仕事柄、様々なパーティー料理やテイクアウト用の軽食のチェックにも携わっています。プロの厨房でも、時間が経ってからの美味しさをキープするために最も神経を使うのが「水分のコントロール」なのです。
まず基本中の基本として、パンの表面にはしっかりとバターやマヨネーズ、マスタードを端まで隙間なく塗りましょう。これが水分をブロックする強力な油膜のコーティングとなります。バターは室温に戻して柔らかくしておくと、パンを潰さずに薄く均一に塗ることができますよ。

次に野菜の扱いですが、レタスやキュウリを挟む際は、洗った後にキッチンペーパーで「これでもか」というほど執拗に水分を拭き取ることが大切です。
キュウリは薄切りにして軽く塩もみし、水分をギュッと絞ってから使うとさらに安心ですね。また、トマトのように果肉自体に水分を多く含む野菜は、実はお弁当用のサンドイッチにはあまり向いていません。どうしても入れたい場合は、水分の多い種の部分をスプーンで丁寧に取り除き、果肉の硬い部分だけを使用しましょう。
さらに、そのトマトがお肉やチーズなどの水分が少ない具材で両側から挟み込まれるように配置すると、パンが直接ふやけるのを防ぐことができます。
我が家でも、お花見にはサンドイッチを作りますが、子どもたちはパンが少しでもベチャッとしていると「おいしくない!」と正直に言って食べてくれません(笑)。せっかくの持ち寄りお花見ですから、時間が経ってもパンのフワフワ感と具材のシャキシャキ感が両立するよう、この水分対策だけは徹底してみてくださいね。
プロが厳選!冷めても美味しいサンドイッチの定番具材ランキング

ここでは、一般的なアンケート調査によるランキングではなく、日頃ホテルのレストランで料理の提供や品質管理に携わる私の実務経験に基づいた、完全オリジナルのランキングをご紹介します。
世の中の統計データではありませんが、「時間が経っても味が落ちない(水分コントロールのしやすさ)」というプロの料理基準、「屋外でワインと合わせた時に最高のマリアージュを生むか」というソムリエの視点、さらに「うちの3人の子どもたちが喜んで平らげるか」という父親としてのリアルな目線の3つの厳しい独自審査をクリアした、非常に実用的で信頼性の高いトップ4だと自負しています。
持ち寄りで絶対に外さない最強のラインナップです。
| 順位 | 具材名 | プロのおすすめポイントとコツ |
|---|---|---|
| 1位 | 厚焼き卵(たまご焼き) | 私が堂々の1位に推す理由は、圧倒的な「保水力」です。ゆで卵のマヨネーズ和えは水分が出やすいですが、厚焼き卵ならその心配がありません。出汁を少し濃いめに効かせることで冷めても旨味が主張し、ワインの酸味とも美しく調和します。辛子マヨネーズをアクセントにするのが大人の味です。 |
| 2位 | とんかつ(カツサンド) | ボリューム満点で満足度が非常に高いメニューです。ソースが衣に染み込み、時間が経つことでパンと一体化して一層美味しくなる「時間経過を味方につける」特性が2位の理由です。お弁当向きにするなら、冷めても柔らかいヒレ肉を選ぶのがプロのテクニックです。 |
| 3位 | ツナマヨ&チェダーチーズ | ツナの缶詰は油(または水)をザルで極限まで切るのが鉄則。そこに濃厚なチェダーチーズを挟むことでコクが増し、ツナの水分がパンに移行するのを防ぐ強固なバリアの役割も果たしてくれます。手軽さという面でも高く評価できます。 |
| 4位 | 照り焼きチキンと大葉 | 甘辛い照り焼きのタレは冷めても味がぼやけにくく、お酒のおつまみとしても非常に優秀です。レタスの代わりに大葉を挟むことで、香りの鮮やかなアクセントになり、同時に傷み防止(防腐)の効果も期待できる一石二鳥の具材です。 |

ランキング1位の「厚焼き卵」は、関西では喫茶店の定番メニューですが、お弁当用としても非常に理にかなっています。プロの裏技として、卵液にほんの少しだけ水溶き片栗粉を混ぜて焼いてみてください。水分を内部にしっかりと閉じ込めてくれるため、時間が経ってもパサつかず、ふっくらとした美しい仕上がりが長持ちしますよ。
2位のカツサンドは、とんかつ専門店のお持ち帰りカツサンドが翌日でも美味しいことからも分かる通り、時間が経つことでソース、衣、パンが三位一体となる魔法のメニューです。もし千切りキャベツを一緒に入れる場合は、必ず塩もみして徹底的に水分を絞り、マヨネーズで和えて油膜を作ってから挟むと水っぽくなりません。
これらの具材を組み合わせれば、見た目も豪華でプロ顔負けの持ち寄りボックスが完成します。
崩れない綺麗な詰め方の極意

せっかく自宅で美味しく、見た目も美しく作っても、お花見会場に着いてフタを開けた瞬間に箱の中で無惨に崩れていた…なんて悲劇は絶対に避けたいですよね。特に自転車での移動や、子どもと手を繋いで歩きながらの移動では、お弁当箱の中身は想像以上に揺さぶられます。
綺麗に持ち運ぶには、物理的なアプローチに基づくちょっとしたコツが必要です。
崩れない詰め方のコツ
- サンドイッチをカットする前にラップでピタッと包み、ラップごと包丁で切る
- お弁当箱の深さとサンドイッチの高さをミリ単位で合わせる
- 少しでも隙間ができた場合は、崩れにくい固形の食材で完全に埋め尽くす
- 立てて詰める場合は、断面を上にして詰め、上から軽く押さえて密着させる
特に私が強く推奨したいのが、「ラップで包んでから切る」というテクニックです。具材を挟んだサンドイッチを、少しきつめにサランラップでキャンディのように包みます。そのまま少し時間をおいてパンと具材を馴染ませてから、よく研いだ包丁でラップごとスパッと切ります。
こうすることで、切る際の圧力で具材がはみ出すのを防ぎ、断面がプロの仕上がりのように美しくなります。お弁当箱には、ラップを剥がさずにそのまま詰めてください。
また、お弁当箱の中でサンドイッチが動いてしまうのが崩れる最大の原因です。サンドイッチを詰めた後にどうしても隙間ができてしまったら、水分の出ないプチトマト(切らずに丸ごと)や、塩ゆでしたブロッコリー、あるいはプロセスチーズのブロックなどをパズルのように隙間に詰め込んで、サンドイッチが絶対に動かないように固定しましょう。
これで、どれだけ揺れても完璧な状態でお花見のシートの上に並べることができますよ。
100均でおしゃれなラッピング術

大きなお弁当箱にぎっしり詰めるのも迫力があって良いですが、大人数が集まる持ち寄りの場合、一つ一つが個包装になっていると非常に喜ばれます。取り分ける際にお箸を使わずにサッと手に取れて手が汚れにくく、余った場合に各自が持ち帰りやすいというメリットがあるからです。
最近はダイソーやセリアといった100円ショップのラッピングコーナーが非常に充実しており、プロ顔負けのおしゃれなアイテムが簡単に手に入ります。
私の一番のおすすめは、英字プリントやカフェ風のデザインが施された「ワックスペーパー」を使ったラッピングです。ワックスペーパーは表面が蝋(ロウ)でコーティングされているため、水や油を弾く性質があり、サンドイッチを包むのに最適な素材です。
包み方は簡単。四角く切ったワックスペーパーの中央にサンドイッチを置き、両端をくるくるとキャンディのようにねじって、お好みで麻紐やカラフルなリボンで結ぶだけです。
これだけで、まるで海外のベーカリーでテイクアウトしてきたような、洗練されたビジュアルに仕上がります。
もう一つのアプローチとして、透明なプラスチック製の「フードパック」を活用するのも手です。中身の断面が見えるようにサンドイッチを詰め、フタを閉じた後に、春らしい桜柄やパステルカラーのマスキングテープで十字に留めます。
さらに、100均で売っている「Thank you」や「Enjoy!」といったメッセージ入りのシールをワンポイントで貼れば、心のこもった特別感がグッと増します。小さなお子様がいるご家庭のお花見なら、キャラクター柄のアルミホイルでポケット状に包んであげるのも、食べやすくておすすめですよ。
少しの工夫で「お店みたい!」と歓声が上がるはずです。
屋外環境での徹底した衛生管理

気温が徐々に上がり始める春先のお花見では、食材の傷みに対する十分な警戒が必要です。特にサンドイッチは加熱せずにそのまま食べるものが多いため、楽しい思い出を台無しにしないためにも、衛生管理はプロ意識を持って徹底しましょう。
衛生面に関する注意点
屋外での食事は食中毒のリスクが高まります。ここでお伝えする保存方法や工夫はあくまで一般的な目安です。気温が高い日の食材の扱いや衛生面での最終的な判断は、専門家にご相談いただくか、公的な食品衛生に関する公式サイト(出典:厚生労働省『家庭での食中毒予防』)をご確認ください。
食中毒を引き起こす細菌の多くは、20℃〜50℃の温度帯で爆発的に増殖します。春のポカポカ陽気は、細菌にとっても非常に活動しやすい環境なのです。これを防ぐための最大の防御策は「徹底した温度管理」です。
持ち運びの際は必ず保冷バッグを使用し、保冷剤を入れましょう。この時、冷たい空気は上から下へ流れる性質があるため、保冷剤はサンドイッチの上に乗せるのが正解です。
また、調理の段階での「菌をつけない」工夫も必須です。素手には目に見えない常在菌がたくさんいるため、サンドイッチを握ったり詰めたりする際は、必ず使い捨ての調理用手袋(ニトリル手袋など)を着用してください。
パンに塗るマヨネーズに、ほんの少しの粒マスタードやお酢を混ぜておくと、酸の力で殺菌効果が期待できるというプロの裏技もあります。
具材を加熱する場合は、中心部までしっかりと火を通し、完全に冷ましてからパンに挟むこと。熱いまま挟むと、湯気が水滴となってパンに染み込み、そこから傷みが始まってしまいます。
「冷やして運ぶ」「素手で触らない」「しっかり加熱して冷ます」、この3原則を守って、安全で美味しいお花見を楽しんでくださいね。
お花見の持ち寄りに、冷めても美味しいサンドイッチと泡

美味しいサンドイッチの準備ができたら、次に考えたいのが一緒に楽しむ飲み物のペアリングです。お花見の持ち寄りに合わせた冷めても美味しいサンドイッチには、実はお茶やジュースよりも、上質なロゼワイン、とりわけ「泡」が驚くほどよく合います。
ここからは、ソムリエとしての専門的な視点から、サンドイッチの旨味を飛躍的に引き立て、お花見の席をさらに華やかに彩るとっておきの1本とその魅力をご紹介していきます。
おすすめの「ロジャーグラート カバ・ロゼ ブリュット」基本情報

私が今回、お花見のサンドイッチとの究極のペアリングとして自信を持っておすすめしたいのが、スペイン産のスパークリングワイン「ロジャーグラート カバ・ロゼ ブリュット(Roger Goulart Cava Rose Brut)」です。
【ロジャーグラート カバ・ロゼ ブリュット】の基本情報
- 生産国・地域:スペイン(カタルーニャ地方 ペネデス)
- ワインのタイプ:ロゼ・スパークリングワイン(辛口)
- 主要ブドウ品種:ガルナッチャ、モナストレル、ピノ・ノワールなど
- 醸造製法:瓶内二次発酵(シャンパーニュ方式)
- 熟成期間:最低14ヶ月以上(一般的なカバの規定9ヶ月を大きく上回る)
「カバ(Cava)」とは、スペインの特定地域で、フランスのシャンパーニュ地方と全く同じ「瓶内二次発酵」という伝統的かつ手間のかかる製法で造られた高品質なスパークリングワインのことです。
シャンパンとスパークリングワインの明確な違いについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらのリンクから解説記事もご覧ください。
その中でもロジャーグラートは、1882年の創業以来、この伝統製法のみにこだわり続けている名門ワイナリーです。
特にこの「ロゼ・ブリュット」は、彼らの代名詞とも言えるフラッグシップワイン。
厳選された黒ブドウを使用し、ブドウの果皮から美しい色合いと豊かな風味を抽出する「マセラシオン(浸漬)」という工程を経て造られます。一般的なロゼワインよりも長く果皮と接触させるため、非常に鮮やかで深い色合いに仕上がるのが特徴です。
2,000円台前半という非常に手頃な価格帯でありながら、そのクオリティの高さは数万円する高級シャンパンにも引けを取らないと、世界中のワイン愛好家やプロのソムリエから高く評価されている名品なのです。
高級シャンパンといえば、アルマンド製造元のキャティア・シャンパンの値段と評価の記事も当ブログで人気ですが、それらラグジュアリーな1本にも匹敵するポテンシャルを秘めています。
桜に映えるルビー色と、瓶内二次発酵の消えない泡

このロジャーグラート カバ・ロゼ ブリュットを屋外のお花見で強く推奨する理由は、味わいはもちろんのこと、その「圧倒的なビジュアルの美しさ」にあります。グラスに注いだ瞬間に目に飛び込んでくるのは、宝石のルビーのように輝く、深く鮮やかな赤みがかったピンク色です。
抜けるような青空の下、風に舞う満開の桜の淡いピンク色と、グラスの中でキラキラと光を反射するロゼカラーのコントラストは、言葉を失うほどの美しさです。このワインがテーブルに置かれているだけで、その場が一気に華やぎ、お花見の特別感が何倍にも膨れ上がります。
そしてもう一つ、屋外という環境において非常に重要なのが「泡の持ちの良さ」です。安価なスパークリングワインの中には、大きなタンクで人工的に炭酸ガスを注入して造られるものもありますが、そういったワインの泡はグラスに注ぐとあっという間に抜けてしまい、気が抜けたジュースのようになってしまいます。
しかし、このロジャーグラートは前述の通り「瓶内二次発酵」という伝統製法で造られています。一本一本のボトルの中で酵母が発酵し、長い時間をかけて自然に溶け込んだ炭酸ガスは、非常にきめ細かく、液中にしっかりと馴染んでいます。
そのため、グラスに注いでから時間が経っても、グラスの底から一筋の美しい泡が絶え間なく立ち昇り続けるのです。お花見のように、ゆっくりとおしゃべりを楽しみながら時間をかけてグラスを傾けるシーンにおいて、「最後まで気が抜けずに美味しい」というのは、スパークリングワイン選びにおける極めて重要なポイントになります。
カバ・ロゼが引き立てる冷めた旨味

では、なぜこのロゼ・スパークリングワインが、お弁当箱に入った「冷めたサンドイッチ」とこれほどまでに相性が良いのでしょうか。ここには、料理とワインの温度に関する興味深いロジックが隠されています。
人間の味覚は、料理が冷めると温かい時に比べて「塩味」や「甘味」「旨味」を感じにくくなるようにできています。出来立てのアツアツの時は美味しかった料理が、冷めると少し味がぼやけたり、逆に油分だけが目立って重く感じたりするのはこのためです。
ここで、ロジャーグラートの持つ「しっかりとした骨格と豊かな果実味、そして綺麗な酸味」が見事に活躍します。ワインの持つイチゴやチェリーのようなフレッシュな果実味が、冷めて少し弱くなった料理の甘味や旨味を補強し、キリッとした酸味と炭酸の刺激が、重く感じがちな油分をスッキリと洗い流してくれます。
ちなみに、こういったフルーティーなベリー系のワインがお好きな方には、田主丸の巨峰ワイナリーが手掛けるブルーベリーワインの味や効能をご紹介した記事もおすすめですよ。
また、シャンパン製法特有の「酵母由来の香ばしい風味(ブリオッシュやトーストのような香り)」が、サンドイッチのパンの小麦の香りと完璧に同調し、口の中で味わいを鮮やかに蘇らせてくれるのです。
屋外で食べる少し冷たくなった持ち寄りのサンドイッチが、このワインを一口飲むことで、まるで高級ホテルのラウンジで提供される上質なオードブルのような、立体的な味わいへとクラスアップします。これが、プロが実践する「温度のハンデをワインでカバーする」というペアリングの魔法です。
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白のキレと赤のコクで全てに合う

ロゼ・スパークリングの最大の強みであり、私が持ち寄りパーティーで必ずロゼを選ぶ理由は、なんといっても白ワインの「キレ」と赤ワインの「コク」を両方持ち合わせている圧倒的な包容力にあります。
お花見の持ち寄りでは、参加者が思い思いの具材で作ったサンドイッチを持ち寄るため、味わいのバリエーションが非常に豊かになります。
たとえば、出汁の香りが繊細な「厚焼き卵サンド」や、マヨネーズの酸味が効いた「ツナマヨサンド」には、白ワインのようなキリッとした酸味と爽やかな泡が優しく寄り添います。
一方で、濃厚なソースがたっぷり染み込んだ「カツサンド」や、甘辛い「照り焼きチキン」のようなパンチの効いた濃い味付けに対しては、白ワインでは完全に負けてしまいます。
しかし、黒ブドウの果皮から抽出された赤ワイン由来のタンニン(渋み)とコクを併せ持つこのロジャーグラートのロゼであれば、肉料理の力強い旨味やソースの濃厚さにも負けることなく、ガッチリと受け止めて素晴らしいマリアージュを奏でてくれます。
つまり、多種多様な具材が混在する持ち寄りのお弁当箱に対して、いちいち白ワインと赤ワインを用意しなくても、この「カバ・ロゼ」を1本クーラーバッグに忍ばせておくだけで、最初の一口から最後の一切れまで、全ての料理に対して完璧なペアリングを通すことができるのです。これは準備をする側にとって、本当に頼りになる大きなメリットだと思いませんか?
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現役ソムリエから見たプロ評価【総合評価4.5点(5点満点)】

ここで、レストランで日々ワインを扱うソムリエとしての素直な評価をお伝えします。この「ロジャーグラート カバ・ロゼ ブリュット」には、ズバリ「総合評価4.5点(5.0点満点)」という非常に高いスコアをつけたいと思います。
| 項目 | 評価点数 | コメント |
|---|---|---|
| Body(ボディ) | 4.0点 | 黒ブドウ由来のしっかりとした骨格があり、カツサンドやお肉料理にも負けない力強さと飲みごたえを備えています。 |
| Sweetness(甘味) | 3.5点 | ブリュット(辛口)のため糖分の甘さは控えめですが、熟したチェリーや野イチゴを思わせる自然で豊かな果実の甘味が口いっぱいに広がります。 |
| Acidity(酸味) | 4.5点 | 唾液腺を刺激するようなキリッとした上質な酸味があり、マヨネーズや揚げ物の油分をスッキリと心地よく洗い流してくれます。 |
| Alcohol(アルコール感) | 4.0点 | 12%とスパークリングとして標準的。果実味や酸味とのバランスが極めて良く、アルコールのツンとした刺激を感じさせないまろやかな口当たりです。 |
| Complexity(複雑さ) | 4.5点 | 最低14ヶ月の瓶内二次発酵による酵母やブリオッシュの香ばしい風味が、単なるフルーティーなワインとは違う本格的な深みと複雑さを生み出しています。 |
| Aroma(香りの強さ) | 5.0点 | グラスに注いだ瞬間から、赤いベリー系果実のフレッシュで華やかな香りが一気に立ち昇り、お花見などのパーティーシーンに最高の演出をしてくれます。 |
| Finish(余韻の長さ) | 4.5点 | 上質な酸味とほのかなタンニン(渋み)が口の中を優しく引き締め、イチゴのような心地よい果実の余韻が長く美しく続きます。 |
まず、香りのボリュームと複雑さが素晴らしいです。グラスに注いだ瞬間に広がる野イチゴやダークチェリーのフレッシュなアロマに続き、瓶内熟成由来のトーストのような香ばしさが重なり、非常にエレガントです。
口に含むと、辛口(ブリュット)でありながら完熟したブドウ由来の自然な甘みを感じ、その後を綺麗な酸味が引き締めるため、飲み飽きることがありません。
欠点ということではないのですが「コルク栓」を採用しているため、開ける際に少し力とコツが必要です。コルクを片手で握り、もう片方はボトルの底をもってくるくるとボトルを回すとコルクが押しあがってきます。
あの「ポンッ!」というコルクを抜く景気の良い音も、お花見というお祝いの席の演出の一つだと考えれば、それもまた魅力と言えるでしょう。
2,000円台という価格帯で、ここまでの完成度と華やかさを誇り、どんな料理にも寄り添う汎用性の高さを持つスパークリングワインは、世界中を探してもそう多くはありません。自信を持っておすすめできる傑作です。
もし他のお花見用に通常のコルク栓のスティルワインも持参される場合は、ダイソーなど100均ワインオープナー全4種の比較とプロ推奨の選び方の記事が役立ちます。あるいは、スクリューキャップのワインを選ぶのも賢い選択ですね。
SNSの口コミや評判も紹介
私のプロとしての評価だけでなく、実際にロジャーグラートを飲んだ一般のワインラヴァーの方々のリアルな声も見てみましょう。SNSやワインレビューサイトを覗くと、その圧倒的な実力とコストパフォーマンスの高さが伺える絶賛の口コミが多数寄せられています。
以前、某有名テレビ番組の芸能人格付けチェックで、数十万円する高級シャンパンの『ドン・ペリニヨン ロゼ』と間違えられたという伝説は有名です。飲んで納得、本当にこの価格でいいの?と思っている方は多いでしょうね。
口コミを見ているだけでも、今すぐコルクを抜いて乾杯したくなってきます。
\お花見にはこのロゼがおすすめ/
花見に持参するプロおすすめグラス「木村硝子のバンビ」

素晴らしいサンドイッチと極上のワインが決まりました。ここで妥協してほしくないのが「グラス」です。屋外だからといって、プラスチックのコップや紙コップで済ませてしまっては、せっかくのロジャーグラートの豊かな香りも、きめ細かい泡の口当たりも半減してしまいます。
どうしても割れるのが心配で使い捨てを選びたい場合は、100均で買える使い捨てプラスチックワイングラスの最適解をご紹介した記事も参考にしてみてくださいね。ワインの味わいは、グラスの形状と唇に触れるガラスの薄さで劇的に変わるのです。
そこでお花見の席に持参するグラスとして、私が強くおすすめしたいのが、多くの高級レストランやバーでも愛用されている老舗ガラスメーカー、「木村硝子店」の「バンビ(Bambi)」シリーズです。
実は私、ブログを通じて普段ワイングラスをご案内する際や、エレガントな食事のシーンでは、同じ木村硝子店でも非常に繊細で美しい「サヴァ(Cava)」というシリーズを一番におすすめしています。(それぞれの違いについては、木村硝子店のサヴァ、ピッコロの違いとおすすめの選び方の記事で詳しく比較しています。)
しかし、外でワイングラスを使うなら話は全く別です。お花見のようにレジャーシートの上で楽しむシーンでは、圧倒的に「バンビ」をおすすめします。
その最大の理由は、とにかく安定感が抜群に良いからです。このバンビの最大の特徴は、グラスのステム(脚)が極端に短く、ぽってりとした可愛らしいフォルムをしている点にあります。
屋外のお花見では、デコボコした地面に敷いたレジャーシートの上にグラスを置くことになりますよね。通常の脚の長いワイングラス(例えばサヴァのような形状)では、少しの風や、誰かが動いた際の振動で簡単に倒れてしまい、せっかくのワインがこぼれて大惨事になりかねません。
しかし、この脚の短いバンビなら重心が非常に低くどっしりとしているため、レジャーシートの上という不安定な場所でも安心して置いておくことができるのです。
さらに素晴らしいのは、脚が短いカジュアルな見た目でありながら、ボウル(カップ)の部分は本格的なワイングラスの形状(チューリップ型)をしっかりと保っていることです。(なぜスパークリングワインにフルートグラスではなくこの形状が良いのかは、シャンパングラスとワイングラスの違いや選び方の新常識の記事でも詳しくお話ししています。)
これにより、ロジャーグラートの芳醇な香りをグラスの中にしっかりと閉じ込め、極薄の飲み口がワインを舌の最適な位置へと滑り込ませてくれます。「屋外での抜群の安定感」と「ワインを美味しく飲むための本格的な機能性」をこれほど高い次元で両立させたグラスを、私は他に知りません。
少し荷物にはなりますが、緩衝材に包んででも持っていく価値は絶対にありますよ。
※ワインのヴィンテージ(生産年)やグラスの販売価格、在庫状況などは時期によって変動する場合があります。ご購入を検討される際は、あくまで一般的な目安として捉えていただき、正確な価格や商品情報はメーカーの公式オンラインショップや正規販売店のサイトをご確認ください。
\お花見にはバンビがおすすめ/
お花見の持ち寄りに、冷めても美味しいサンドイッチとカバ・ロゼで最高のひとときを

ここまで、お花見の持ち寄りで冷めても美味しいサンドイッチを作るための具材選びや詰め方のコツ、そしてそれに合わせる最高のスパークリングワインの選び方について、たっぷりとご紹介してきました。
水分をしっかりコントロールし、見た目も美しく包み込まれた手作りのサンドイッチ。グラスに注いだ瞬間に桜景色と同化する、ルビー色の「ロジャーグラート カバ・ロゼ ブリュット」。そして、その豊かな香りと味わいを屋外でも余すことなく堪能できる「木村硝子店のバンビ」のグラス。
この3つの要素が揃えば、今年のあなたのお花見は、単なるピクニックの枠を超え、まるで青空の下の高級レストランのような、忘れられない至福の体験へと昇華するはずです。
準備には少し手間がかかるかもしれませんが、お弁当箱のフタを開けた瞬間の家族や友人の歓声と、美味しいワインで乾杯した時の弾けるような笑顔を見れば、その苦労も一瞬で吹き飛ぶことでしょう。ワインもグラスもインターネットで手軽にお取り寄せできますので、ぜひお花見の予定が決まったら、早めに準備を始めてみてくださいね。
お花見の時期と重なる3月、もし奥様への贈り物を考えているなら、妻へのホワイトデーのお返しにお菓子以外でグラスがおすすめな理由の記事も参考に、素敵なワイングラスをプレゼントして一緒に楽しむのも素晴らしいアイデアかと思います。
心地よい春の風を感じながら、冷めても美味しいサンドイッチと極上のロゼ・スパークリングで、皆様のお花見が笑顔あふれる素晴らしい時間になりますように!
\お花見にはこのロゼがおすすめ/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
