はじめに:ようこそ、「ワインノオト」へ
はじめまして!
数あるブログの中から、私たちのサイト「ワインノオト|家飲みワインブログ」へお越しいただき、誠にありがとうございます。
このサイトで記事を執筆しております、運営者の「まさ」と申します。
私は現在、ホテルのレストラン・バーに勤務する現役のソムリエであり、同時にHBA認定のホテルバーテンダーでもあります。
このページでは、ソムリエ、バーテンダー、ウイスキープロフェッショナルなど、お酒のプロフェッショナルとして長年現場に立ってきた私が、なぜ「家飲みワイン」というテーマでブログを運営しているのか。
その想いと、私の経歴について詳しくお話しさせていただきます。
このプロフィールを読み終えたとき、あなたが少しでもワインを身近に感じ、当サイトの情報を「信頼できる」と感じていただければ、これほど嬉しいことはありません。
なぜお酒のプロが「家飲み」のブログを始めたのか?
「ソムリエやホテルバーテンダーが書くブログなら、きっと高級で難しいお酒ばかり紹介しているんだろうな…」
もしかしたら、そう思われたかもしれません。
しかし、私の答えは明確に「ノー」です。
私がこのブログで最も伝えたいこと、それは「ワインはもっと自由で、もっと身近で、最高に楽しい飲み物なんだ!」という、至ってシンプルな想いです。
ソムリエやバーテンダーとして長年お客様と接する中で、多くの方がワインやウイスキーに対して「難しそう」「何を基準に選べばいいか分からない」「失敗したくない」といった、一種の「壁」を感じていることを痛感してきました。
記念日の高級レストランで飲む数万円のワインや、ホテルのバーで静かに味わう熟成ウイスキーはもちろん素晴らしいものです。
しかし、私は知っています。
仕事で疲れた平日の夜、近所のスーパーで買った1,500円のワインが、驚くほど心に染み渡り、明日への活力を与えてくれる瞬間があることを。
お酒の価値は、価格や知名度だけで決まるものではない
一本一本のボトルには、その土地の気候や文化、そして何よりも造り手の情熱や哲学が詰まっています。その背景にあるストーリーを知ることで、たとえ手頃な価格のお酒であっても、その味わいは何倍にも豊かになります。
残念ながら、インターネット上には商業的な情報や、不正確な情報も溢れています。
だからこそ、私は「現場を知るプロの視点」で、「本当に価値のある、コストパフォーマンスに優れたワイン」だけを厳選し、その魅力を「世界一わかりやすい言葉」で解説したい。
そして、一人でも多くの方に「ワインのある暮らしって、こんなに楽しいんだ!」と感じてほしい。
その想いが溢れ、気づけばこの「ワインノオト」というブログを立ち上げていました。
(ちなみに、私の妻も同じソムリエ資格を持っており、家での食卓では「この料理には、どっちのワインが合う?」と、日々活発なワイン談義が繰り広げられています。そんな日常の会話も、このブログの大きなヒントになっています)
運営者プロフィール:まさ

改めまして、運営者の「まさ」です。
私は「ワイン」だけでなく、カクテルやウイスキーも含めた「お酒全般のプロフェッショナル」として、長年キャリアを積んできました。
私の強みは、ワイン単体だけでなく、お酒という大きな括りの中でワインを相対的に捉え、その魅力を多角的に解説できることです。
保有資格と専門性について
私が持つ専門資格は、当サイトの信頼性(E-E-A-T)の基盤です。
それぞれの資格がどのような専門性を証明するものなのか、簡単にご説明させてください。
一般社団法人日本ソムリエ協会認定 ソムリエ

レストランやホテルにおいて、ワインの管理、仕入れ、お客様への提案を行う「ワインの専門家」であることを証明する、日本で最も広く知られた資格です。
栽培・醸造の知識から世界各国のワイン法、テイスティング技術、さらにはチーズやその他酒類に至るまで、広範かつ深い知識とサービス技術が問われます。当サイトのワインに関する記述は、この専門知識に基づいています。
ドイツワイン協会連合会認定 ドイツワインケナー

「ケナー」とはドイツ語で「鑑定家」や「専門家」を意味します。その名の通り、世界で最も複雑と言われるドイツワインの法律、産地、ブドウ品種を深く理解していることを証明する資格です。
甘口から辛口まで多様なドイツワインのラベルを正確に読み解き、その真の魅力を伝える専門性を持っています。
一般社団法人 日本ホテルバーメンズ協会(HBA)認定 バーテンダー

数あるバーテンダー資格の中でも、特に「ホテルバー」という格式高い空間にふさわしい技術、知識、そして一流のホスピタリティを持つことを認定する資格です。
カクテルやウイスキーの知識はもちろん、お客様に最高(=Best)の空間(=Place)と時間(=Occasion)を提供するプロフェッショナルとしての証でもあります。
ウイスキー文化研究所認定 ウイスキープロフェッショナル

ウイスキーに関する知識と鑑定能力を問う、日本のウイスキー資格における最難関の一つです。原料から製造工程、世界の主要な蒸溜所の歴史と特徴、テイスティング技術まで、ウイスキーに関するあらゆる専門知識が求められます。
ワインの「樽熟成」を語る上で、ウイスキーの樽(シェリー樽やバーボン樽など)に関する深い知識は強力な武器となっています。
私の原点とワインとの出会い
私のキャリアの原点は、バーテンダーでした。
何百種類ものボトルが並ぶバックバーに立ち、シェイカーを振り、カクテルの奥深さやウイスキーの樽ごとの個性に魅了され、お酒の世界にのめり込んでいきました。
バーテンダーとして様々な蒸留酒やリキュールを扱う中で、特に私の探求心を刺激したのが「ワイン」でした。
「ブドウからできているのに、なぜラズベリーや紅茶、森の下草のような香りがするんだ…?」
「なぜ同じブドウなのに、育つ土地や造り手で全く違う味わいになるんだ…?」
知れば知るほど深まるワインの魅力に完全に心を奪われ、それから猛勉強の日々。給料の多くをワインに注ぎ込み、厳しい修行を経てソムリエの資格を取得しました。
バーテンダーとして培った「一つの素材の味を最大限に引き出す技術」と、ソムリエとして学んだ「テロワール(土地の個性)を読み解く知識」。この両輪が、今の私の大きな強みとなっています。
「ワインノオト」が大切にする3つの約束
- プロの視点で、正直にレビューします
私はソムリエである前に、一人のワインを愛する生活者です。忖度なく、自分の舌で感じたことを正直にレビューします。たとえ有名なワインでも、価格に見合わないと感じれば正直にそう書きます。 - 専門用語は、世界一わかりやすく解説します
「マロラクティック発酵」や「シュール・リー」といった言葉を知らなくても、ワインは楽しめます。私は、ワイン初心者の方が置いてけぼりにならないよう、徹底的にわかりやすい言葉で解説することを誓います。 - 「家飲み」が最高に楽しくなる情報だけをお届けします
当ブログの主役は、高級レストランで飲むワインではありません。あなたが普段の生活の中で、気軽に楽しめるワインです。このブログが、あなたの「いつもの食卓」を、少しだけ特別な時間に変えるきっかけになることを目指します。
最後に
ここまで長いプロフィールを読んでいただき、本当にありがとうございました。
ワイン選びで迷った時、新しいワインに挑戦したい時、今日の献立に合う一本を知りたい時。
そんな時はいつでも、この「ワインノオト」に帰ってきてください。
あなたのワインライフが、昨日よりもっと豊かになるお手伝いができれば、私にとってこれ以上嬉しいことはありません。
それでは、一緒に素晴らしいワインの世界を旅していきましょう!
ワインノオト 運営者
まさ