プリズナー ワインについて調べているあなたは、その独特な味わいやラベルの由来だけでなく、なぜこれほどまでに高い評価を受け、多くの人々を惹きつけるのか、その本質的な理由を知りたいと思っているのではないでしょうか。
人気ワイン漫画「神の雫」での劇的な登場、そして世界的な人気を誇るオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV(FF14)」との異色のコラボレーションは、プリズナーの名をワイン愛好家の枠を超えて広めました。さらに、レディー・ガガをはじめとする数多くの著名人が愛飲しているという事実は、その魅力が本物であることの証左といえるでしょう。

- 日本ソムリエ協会認定の現役ソムリエ
- 現役バーテンダーでもあるお酒のプロ
- 家飲みでいかにワインをおいしく楽しむか探求中
- 独自に評価基準を設定しプロ目線でワインを評価
この記事では、ブランドの象徴である「プリズナー レッド・ブレンド」の基本情報から、その詳細な味わいの分析、インターネット上で見られるリアルな口コミやレビュー、そしてワインのプロである現役ソムリエによる客観的な評価まで、あなたのあらゆる疑問に深く、そして徹底的に答えていきます。
さらに、具体的な値段の目安、エノテカやコストコといった購入先のそれぞれの特徴と賢い使い方、そして赤ワインの影に隠れがちな高品質な白ワイン「シャルドネ」の隠れた魅力にも光を当てて解説します。
プリズナーが織りなす、常識を打ち破る濃厚でまろやかな世界。この記事を読み終える頃には、あなたもその世界の虜になっているはずです。
他にも、カリフォルニアで不動の人気を誇るワインとして「オーパスワン」や「リンドウ」もあります。オーパスワンは»オーパスワンはなぜ高い?理由と安くお得に買う7つの方法を徹底解説の記事で、リンドウは»ケンゾーワイン「リンドウ」の価格と評判|ソムリエから見るリアルな評価の記事で詳しく紹介しています。
- プリズナー ワインの複雑で官能的な味わいや特徴
- 『神の雫』やFF14とのコラボで話題になった文化的背景
- 主力からセカンドラインまで、人気ラインナップと価格の目安
- プロの評価を参考に、自分に合ったお得な購入方法
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
・プレゼントや記念日に絶対失敗しないワインがほしい ・肉料理からチョコまで合う万能さ | ・パワフルなのに驚くほど滑らか・「濃い赤ワイン」が苦手な人には重すぎる ・人気すぎて、いつでも買えるとは限らない | ・価格は高めなので普段飲みには手が出しづらい
\1万円台で専門誌90点超えの実力を体験!/
プリズナーのワインが注目される理由

- 神の雫に登場し、話題となった背景
- FF14(ファイナル・ファンタジー)とのコラボでさらに人気が加速
- プリズナー レッド・ブレンドの基本情報
- 多くの人を虜にするプリズナーはどんな味?
- 口コミ・レビューのリアルな声を紹介
- レディー・ガガも愛したアンシャックルド カベルネ・ソーヴィニヨンも人気
- 赤だけじゃない、白ワイン「シャルドネ」の魅力も紹介
神の雫に登場し、話題となった背景

プリズナー ワインが日本市場で不動の地位を築く大きなきっかけとなったのが、絶大な影響力を持つワイン漫画『マリアージュ~神の雫 最終章~』の第8巻への登場です。この作品において、プリズナーは単なる美味しいワインとしてではなく、物語の核心に触れる重要な役割を担うアイテムとして描かれました。
作中でプリズナーが登場するのは、濃厚なガトーショコラとのペアリングという、一見すると常識破りなシーンです。主人公の神崎雫も、当初「濃厚なもの同士を合わせるのは重すぎるのではないか…」と懐疑的な姿勢を見せます。しかし、一度その組み合わせを口にした瞬間、彼の表情は驚嘆へと変わるのでした。
プリズナーが持つ、凝縮された力強い黒系果実の風味と、樽由来の複雑なスパイス香。それが、ガトーショコラの持つビターな甘みとカカオの香ばしさに見事に調和し、互いの長所を打ち消し合うことなく、むしろ新たな次元へと昇華させる様子が鮮やかに描かれました。
作中ではこの完璧なマリアージュを、「激しい個性を持った人間同士がチームを組んだ時、化学反応を起こして別のポテンシャルを発揮する」と、サッカーの代表チームに例えて絶賛。この非常に印象的なシーンは、プリズナーが「常識を覆すマリアージュを生み出す革新的なワイン」であると、多くの読者の記憶に深く、そして鮮烈に刻み込まれたのです。
『神の雫』で紹介されたワインは、読者が実際にその味を確かめようと市場に探し求めるという社会現象を巻き起こすことで知られています。プリズナーもその例に漏れず、この登場を機に日本での知名度と需要が爆発的に高まり、一部では入手困難なカルトワインとして扱われるようになりました。
FF14(ファイナル・ファンタジー)とのコラボでさらに人気が加速

『神の雫』によってワイン愛好家の間で確固たる地位を築いたプリズナーは、次なる一手として、ワイン業界の誰もが予想しなかった異色のコラボレーションを実現させます。それが、全世界に数千万人のプレイヤーを持つMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)の金字塔、「ファイナルファンタジーXIV(FF14)」との公式コラボレーションです。
この前代未聞のコラボは2021年と2024年の2度にわたり実施され、それぞれの発表時に大きな話題を呼びました。一見すると全く接点のない「ワイン」と「オンラインゲーム」ですが、両者のブランドストーリーには、深く響き合う共通のテーマが存在していました。
- プリズナー:「囚人」という名前に込められた「伝統や常識からの解放」というパンクな哲学
- FF14:「暁月のフィナーレ」に代表される「宿命との決別」や「仲間との再生」といった重厚な物語
このテーマ性の共鳴が、唯一無二の魅力的な世界観を構築し、既存のワインファンとゲームファンの双方の心を強く掴みました。
特に、FF14のメインストーリーを象徴するキャラクター「光の戦士」を特別に描き下ろした限定ギフトボックスや、ラベルをめくるとゲーム内の重要人物が現れる二重ラベル仕様のボトルは、単なるコラボグッズの域を超えたコレクターズアイテムとして絶大な人気を獲得。多くの店舗で予約開始と同時に完売が続出しました。
このコラボレーションの成功は、既存のワインファンにはFF14の持つ奥深い物語に触れるきっかけを、そしてFF14のプレイヤーにはワインという新たな文化の魅力に出会う入口を提供したのです。
異なるカルチャーが見事に融合し、互いのブランド価値を高め合った成功例として、プリズナーのブランドイメージをより一層、革新的で抗いがたい魅力を持つものへと昇華させました。(出典:ファイナルファンタジーXIV Lodestone)
プリズナー レッド・ブレンドの基本情報

プリズナー ワインの世界を語る上で、決して避けては通れないのが、ブランドの顔であり、その哲学を最も純粋な形で体現したフラッグシップワイン、「ザ・プリズナー レッド・ブレンド」です。
その独創的なスタイルは、単一品種のブドウで造るのが良しとされてきたカリフォルニアワインの世界に、ブレンドワインという新たなムーブメントを巻き起こすきっかけとなりました。
項目 | 基本情報 |
---|---|
ワイン名 | ザ・プリズナー レッド・ブレンド (The Prisoner Red Blend) |
タイプ | 赤・フルボディ |
テイスト | 辛口 |
ヴィンテージ | 購入するヴィンテージによって異なります(購入時に要確認) |
生産地 | アメリカ / カリフォルニア州 |
原産地呼称 | カリフォルニア (California) |
生産者 | ザ・プリズナー・ワイン・カンパニー (The Prisoner Wine Company) |
スタイル | ネゴシアン(自社畑を持たず、契約農家からブドウを買い付けるスタイル) |
ブドウ品種 | ジンファンデルを主体に、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・シラー、シラー、シャルボノなどをブレンド |
アルコール度数 | 約15.2%(ヴィンテージにより変動) |
ボトル容量 | 750ml |
栓 | コルク |
参考価格帯 | 13,000円 ~ 16,000円(税込/購入先により変動) |
主な評価 | ワイン専門誌「ワイン・スペクテイター」で多くのヴィンテージが90点以上を獲得 |
提供温度の目安 | 16~18℃ |
相性の良い料理 | ステーキ、ビーフシチュー、ラムチョップのグリル、濃厚なガトーショコラなど |
この革新的なワインを生み出したのは、現代カリフォルニアワイン界の鬼才と評される醸造家デイヴ・フィニーです。彼は1998年に自身のブランド「オリン・スウィフト」を設立。
当時、「高級ワインは単一品種で造られるべき」という固定観念が根強かった市場において、あえて複数のブドウをブレンドする自由な手法でプリズナーを世に送り出し、ワイン業界に衝撃を与えました。
その反骨精神を最も象徴しているのが、一度見たら忘れられないラベルデザインです。描かれているのは、18世紀スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤの版画集『戦争の惨禍』の中の一枚、『Le Petit Prisoner(小さな囚人)』。
この芸術的でダークなイメージと、ボトルの中に満たされた豊潤で官能的な味わいとのギャップが、多くの人々の心を掴み、熱狂的なファンを持つカルト的な人気を獲得するに至ったのです。
多くの人を虜にするプリズナーはどんな味?

プリズナー レッド・ブレンドが持つ最大の魅力、それは「濃厚で複雑、かつ驚くほど滑らかな味わい」という、相反する要素が奇跡的なバランスで両立している点にあります。
ジンファンデルを主体とする複数のブドウ品種が織りなす官能的なハーモニーは、一口飲むごとに万華鏡のように異なる表情を見せ、最後まで飲み手を飽きさせることがありません。
テイスティングノート
- 外観
- グラスに注ぐと、中心部が全く透けて見えないほど濃い、紫がかったガーネットやルビーの色合いが広がります。
グラスの縁をゆっくりと伝う粘性の高い「脚(レッグ)」は、15%を超えるアルコール度数の高さと、ブドウの凝縮度の高さを雄弁に物語っています。
- 香り
- 香りは非常に華やかでパワフル。グラスから溢れ出すように、完熟したブラックチェリーやラズベリー、ボイセンベリーといった黒系・赤系果実のアロマが立ち上ります。
それに加えて、ダークチョコレート、クローブ、エスプレッソ、ローストしたイチジク、そしてフレンチオーク樽での熟成に由来するバニラやトーストの甘くスパイシーなニュアンスが、幾重にも重なった複雑な香りの層を形成しています。
- 味わい
- 口に含んだ瞬間、豊かな果実由来の甘みが一気に広がりますが、決して単調ではありません。それを引き締める穏やかで上質な酸と、ビロードのようになめらかで、きめ細かく熟したタンニン(渋み)が絶妙なバランスを保っています。
口当たりは非常に滑らかでクリーミー。フルボディの力強さを持ちながらも、アルコールの刺激や過度な重さを感じさせない、驚くほどの飲みやすさも兼ね備えています。
長く続く余韻の中では、果実の風味と共にバニラやモカ、スパイスのフレーバーが持続し、深い満足感を与えてくれます。
結論として、プリズナーは、味が濃くてパワフルなのに、飲み口はとても滑らかで上品。この2つの良いところを併せ持った、稀で素晴らしいワインです。
一口でわかるインパクトがありながらも、全体の調和が取れた洗練された味わいは、ワインを飲み始めたばかりの初心者から、世界中のワインを飲み尽くした愛好家まで、非常に幅広い層を満足させる懐の深さを持っているのです。
口コミ・レビューのリアルな声を紹介
多くの人を惹きつけるプリズナーですが、実際に飲んだ人はどのように感じているのでしょうか。ここでは、レビューサイトやSNSから集めたリアルな声をご紹介します。
「美味しい」「感動した」といったポジティブな評価が全体の9割以上を占めており、特に味わいのバランスの良さ、複雑さ、そして料理との相性の良さを評価する声が多く見られました。
一方で、ごく少数ながらネガティブな意見も見られます。そのほとんどは、味わいそのものよりもワインに不慣れな方や価値観の違いによるものです。
「おいしいけど、デイリーワインとして飲むには値段が高い。」
「ワイン素人なので、おいしいのかわからない。」
このように、品質に対する不満はほとんどなく、その評価は非常に高いことがわかります。ただし、価格が1万円を超えるワインであるため、「特別な日のための1本」として購入する人が多いようです。
リーズナブルさを重視するよりは、プリズナーの世界観や物語性を含めて楽しむワインといえるでしょう。ただ、個人的には相当高いポテンシャルのワインで価格が1万円台は、かなりコスパが良いと思っています。
レディー・ガガも愛したアンシャックルド カベルネ・ソーヴィニヨンも人気

プリズナー・ワイン・カンパニーの魅力を、より気軽に楽しみたいという声に応えて生まれたのが「アンシャックルド(Unshackled)」シリーズです。これはプリズナーのセカンドライン的な位置づけで、ブランドの哲学を受け継ぎながらも、より親しみやすい価格帯で提供されています。
中でも「アンシャックルド カベルネ・ソーヴィニヨン」は、多くのセレブリティに愛飲されていることで知られています。特に有名なのが、世界的歌手のレディー・ガガです。彼女はラスベガス公演のバックステージにプリズナーのワインを常備するほどの大ファンであり、このアンシャックルドも愛飲していると公言しています。
\レディー・ガガを魅了させたワイン/
「Unshackled」とは「束縛から解き放たれた」という意味。その名の通り、品種や産地のルールに縛られず、自由な発想でブレンドされています。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体としながら、プティ・シラーやメルローなどを加えることで、飲みごたえと滑らかさを両立させています。
味わいは、プラムやブラックベリーの凝縮した果実味に、ドライハーブやクローブのニュアンスが加わり、複雑な風味を生み出します。しっかりとした骨格とバランスの取れた酸が、豊かなフレーバーを支えています。
価格帯は5,000円台からと、フラッグシップのプリズナーに比べて手頃なため、「プリズナーの世界観への入門編」として最適な1本と言えるでしょう。
口コミ評価も高いです。
一方、ちょっと不満の声もありましたので、載せておきます。
赤だけじゃない、白ワイン「シャルドネ」の魅力も紹介

プリズナー・ワイン・カンパニーは、レッド・ブレンドのイメージが非常に強いですが、実は高品質な白ワインも手掛けています。その代表格が「ザ・プリズナー シャルドネ」です。
このワインは、「シャルドネを再定義する」というコンセプトのもと、プリズナーの象徴的なスタイルで造られています。カリフォルニアの冷涼な産地カーネロスのブドウを中心に、シャルドネに少量のルーサンヌやゲヴュルツトラミネールといったアロマティックな品種をブレンドするのが特徴です。
ザ・プリズナー シャルドネの味わい
香りは非常にリッチで、バニラ、クレームブリュレ、焼いたリンゴのアロマが勢いよく広がります。味わいはフルボディで、パイナップルやピーチのようなトロピカルフルーツの風味と、トーストしたオークの香ばしさが見事に調和しています。バランスの取れた酸が全体を引き締め、滑らかで長い余韻へと続きます。
一般的なスッキリ系のシャルドネとは一線を画す、飲みごたえのあるリッチなスタイルは、まさにプリズナーならでは。シーフードのクリーム煮やローストチキン、濃厚なチーズなど、コクのある料理との相性が抜群です。
「赤ワインは少し重いけれど、しっかりとした味わいの白が飲みたい」という時に、最適な選択肢となるでしょう。
プリズナーのワイン評価と購入前に知りたいこと

- ソムリエのプロ評価は?【総合評価4.5点(5点満点)】
- 気になるプリズナーの値段はいくら?
- エノテカ通販での取り扱いと在庫状況
- コストコでもプリズナーは買える?
- ネット購入が最も楽・得・便利
- まとめ|プリズナー のワインは神の雫で話題になるほど実力派!コスパも良し
ソムリエのプロ評価は?【総合評価4.5点(5点満点)】

プリズナー ワインは、個人の愛好家だけでなく、世界のワイン評論家や専門誌からも一貫して高い評価を受け続けています。その一例として、世界で最も影響力のあるワイン評価誌の一つである「ワイン・スペクテイター」では、多くのヴィンテージで90点以上という高得点を獲得。
これは「卓越しており、個性が際立ったワイン(Outstanding)」と位置づけられる極めて高いスコアです。(出典:Wine Spectator Search Results)
ここでは、これらの客観的な評価も踏まえ、ソムリエの視点から素直にプリズナーの評価をしてみました。総合的な評価は5点満点中、4.5点でかなり評価は高いです。
詳しく評価した項目を見ていきましょう。
項目 | 評価点数 | コメント |
---|---|---|
Body(ボディ) | 4.5点 | 凝縮感のあるフルボディ。濃厚でありながら、重すぎず滑らかな口当たりが印象的。 |
Sweetness(甘味) | 4.5点 | 熟したブラックチェリーやラズベリーを思わせる、豊かでパワフルな果実の甘味。 |
Acidity(酸味) | 4.0点 | 豊かな果実味を引き締める穏やかな酸。全体のバランスを見事に整えている。 |
Tannin(タンニン) | 4.5点 | 非常にきめ細かく熟したタンニン。シルクのように滑らかで、心地よい渋みを与える。 |
Alcohol(アルコール感) | 4.0点 | アルコール度数の高さは感じるが、突出せず果実味に溶け込んでいる。リッチさの要因。 |
Complexity(複雑さ) | 5.0点 | 果実香に樽由来のバニラ、ダークチョコ、スパイス香が絡み合い、極めて複雑な層を成す。 |
Aroma(香りの強さ) | 5.0点 | グラスから溢れ出す、華やかで力強いアロマ。熟した黒系・赤系果実の香りが支配的。 |
Finish(余韻の長さ) | 4.5点 | スパイスやバニラの風味を伴う果実味が、長く持続する満足感の高い余韻。 |
プリズナーは、ただ美味しいだけでなく、飲む人に「忘れられない体験」を提供するワインです。その反骨的な物語性や芸術的なデザインも含めて、五感全てで楽しむことができます。
ブレンドの技術的完成度は極めて高く、現代カリフォルニアのプレミアムワインを代表する一本と言っても過言ではありません。絶対的な価格は安くありませんが、それ以上の価値と感動を見出せる、記憶に残るワインです。
\1万円台で専門誌90点超えの実力を体験!/
気になるプリズナーの値段はいくら?

プリズナー ワインの購入を検討する上で、最も重要な要素の一つが価格でしょう。日本国内での販売価格は、ラインナップや購入場所、ヴィンテージによって異なります。
ここでは主要なワインの価格帯の目安を、アメリカ本国での標準的な小売価格(SRP)と比較する形でまとめました。
ワイン名 | 容量 | 国内価格帯(税込) | 米国価格(参考) |
---|---|---|---|
ザ・プリズナー レッド・ブレンド | 750ml | ¥13,000 ~ ¥16,000 | $49 |
ザ・プリズナー シャルドネ | 750ml | ¥11,000 ~ ¥13,000 | $40 |
アンシャックルド カベルネ・ソーヴィニヨン | 750ml | ¥5,000 ~ ¥6,000 | $30 |
上記の価格はあくまで目安です。為替レートの変動や、輸送・保管方法が異なる正規輸入品か並行輸入品かによって価格は大きく変動します。
また、FF14コラボのような限定品や、専門家の評価が特に高い優良ヴィンテージ(バックヴィンテージ)は、市場でプレミア価格で取引されることも珍しくありません。
購入の際は、複数の販売店の価格を比較検討することをおすすめします。
エノテカ通販での取り扱いと在庫状況

高品質なワインを最も安心して購入したい場合、国内最大手のワイン専門店「エノテカ・オンライン」は、最も有力な選択肢の一つです。
エノテカでは、プリズナー・ワイン・カンパニーの各商品を正規輸入品として取り扱うことがあります。
正規輸入品のメリットは、生産者から日本の倉庫まで徹底した品質管理(定温輸送・保管)が行われている点です。
これにより、ワインが最適な状態で手元に届くという安心感があります。
エノテカ通販での購入メリットとして、「クラブエノテカ」というお得な会員制度があります。
クラブエノテカの登録メリットは以下の4つです。
- お買い物するとポイントが貯まる
- お買い物するごとにボーナスポイントを進呈
- お誕生月は10%OFF
- お買い上げ金額によってプレミアムランクへ
貯まったポイントは1ポイント=1円でご利用いただけます。
価格は他の並行輸入品を扱うショップや楽天、Amazonに比べてやや高めに設定されている場合がありますが、その差額は「品質と安心の保証料」と考えることができます。特に、大切な方へのギフトなど、絶対に失敗したくないシーンでの購入には、エノテカが最もおすすめの選択肢と言えるでしょう。
在庫状況と購入のポイント
ただし、プリズナーのような人気銘柄は、エノテカでも常時在庫があるわけではありません。新ヴィンテージの入荷時やキャンペーンに合わせて数量限定で販売されることが多く、人気商品はすぐに完売してしまう傾向にあります。
エノテカ通販での賢い購入方法
エノテカ・オンラインで購入を検討する場合は、公式サイトで「再入荷お知らせ」に登録しておくのがおすすめです。入荷次第メールで通知が届くため、買い逃しを防ぐことができます。また、実店舗での取り扱いについては、店舗ごとに在庫が異なるため、訪問前に電話などで確認すると確実です。
コストコでもプリズナーは買える?

意外な購入場所として、ワイン愛好家の間でしばしば話題に上るのが、会員制倉庫型店舗の「コストコ」です。コストコでは、ごく稀にですが「ザ・プリズナー レッド・ブレンド」が驚きの価格で販売されることがあります。
コストコで販売される場合、通常の750mlボトルだけでなく、パーティーサイズである1.5Lのマグナムボトルで入荷することもあります。価格は入荷時期によって変動しますが、一般の小売店に比べて大幅に割安な価格設定になっていることが多く、もし見つけたら「即買い」すべきお買い得品と言えるでしょう。
コストコ購入の最大の注意点
コストコでのプリズナー購入における最大の注意点は、在庫が極めて不安定であることです。定番商品として常時販売されているわけではなく、バイヤーの仕入れによって不定期に、かつ少量のみ入荷します。
そのため、「いつ行っても必ず買える」という保証は全くありません。また、店舗によって取り扱い状況も異なるため、お近くの倉庫店にあるかどうかは、まさに運次第という側面が強いです。
もしコストコのワインコーナーでプリズナーのボトルを見かけた場合は、それは非常に幸運な出会いです。迷わずカートに入れることをおすすめします。
コストコ会員の方は、訪れるたびにワインコーナーをチェックしてみる価値は十分にあるでしょう。
ネット購入が最も楽・得・便利

ここまで実店舗での購入方法を紹介してきましたが、結論として、プリズナー ワインを最も手軽に、そして選択肢豊富に比較検討しながら購入できるのはインターネット通販です。
楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングといった大手ECモールには、数多くのワインショップが出店しており、「プリズナー」と検索するだけで各ラインナップを簡単に見つけることができます。
ネット購入のメリットは以下のとおりです。
- 価格比較が容易:複数のショップの価格を一覧で比較し、最安値や付加サービス(送料無料など)を簡単に見つけられます。
- ポイント活用:楽天ポイントやAmazonポイントなど、各ECモールのポイント還元やセール期間を活用すれば、実質的によりお得に購入できます。
- 在庫の豊富さ:実店舗では見つけにくいバックヴィンテージや、限定品、ハーフボトルなどが見つかることもあります。正規品のバックヴィンテージとして2019年の販売があったので、下にリンクを掲載しておきます。
- 自宅まで配送:重くてかさばるワインボトルを運ぶ手間がなく、指定した日時に自宅まで届けてくれるため非常に便利です。
\バックヴィンテージを発見!/
ネット購入の注意点
ネットで購入する際に最も気をつけたいのが、ワインの保管・輸送状態です。特に、気温が高くなる夏場の常温輸送は、ワインにとって致命的なダメージを与えかねません。
信頼できる優良ショップは、必ずクール便(冷蔵便)のオプションを用意しています。品質を最優先するならば、特に春〜秋にかけては必ずクール便を利用しましょう。また、ショップのレビューや評価を参考に、信頼できる販売店を選ぶことが重要です。
まとめ|プリズナー のワインは神の雫で話題になるほど実力派!コスパも良し
この記事では、『神の雫』への登場やFF14とのコラボレーションで大きな話題を呼んでいるカリフォルニアワイン「プリズナー」について、その多角的な魅力や客観的な評価、賢い購入方法を詳しく解説しました。
- プリズナーは漫画『神の雫』に登場し、その独創的なペアリングで日本での知名度が向上した。
- FF14との異色のコラボレーションにより、従来のワインファン以外の新たなファン層を獲得した。
- 主力商品はジンファンデルを主体とした革新的なブレンドワイン「ザ・プリズナー レッド・ブレンド」。
- 創設者は鬼才デイヴ・フィニーで、常識にとらわれないスタイルが特徴。
- 味わいは濃厚で複雑ながら、驚くほど滑らかでバランスが良く、初心者から愛好家まで楽しめる。
- ブラックチェリーやダークチョコレート、多様なスパイスの香りが豊かに感じられる。
- 口コミではその味わいの完成度が高く評価されているが、価格は高価なため特別な日のワインとして認識されている。
- セカンドラインの「アンシャックルド」はレディー・ガガも愛飲し、入門編としておすすめ。
- 赤だけでなく、リッチで飲みごたえのある「シャルドネ」も非常に評価が高い。
- ソムリエ評価も極めて高く、現代カリフォルニアを代表するプレミアムワインの一つ。
- レッド・ブレンドの価格帯は13,000円から16,000円が目安。
- エノテカでは品質管理が徹底された正規輸入品が手に入るが、在庫は限定的。
- コストコでは不定期だが、見つけられれば非常に割安で購入できる可能性がある。
- 最も手軽で比較検討しやすい購入方法は、ポイントも活用できるネット通販。
プリズナーは、ハイクオリティな味わいだけでなく、背景にある物語性や芸術的なデザインも含めて楽しむことができる、まさに「体験型」のワインです。
特別な日を彩る一本として、あるいは大切な人への贈り物として、これほどふさわしいワインは他にないでしょう。
\1万円台で専門誌90点超えの実力を体験!/