ホワイトデーのお返しを妻にするならお菓子以外!グラスがおすすめな理由

妻へ贈るホワイトデーのプレゼントにお菓子よりグラスがおすすめな理由、現役ソムリエが提案する脱マンネリの正解

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こんにちは。ワインノオト運営者で、現役ソムリエのまさです。

毎年やってくる3月14日、今年はホワイトデーのお返しを妻にお菓子以外で贈りたいと悩んでいませんか。

長年連れ添った夫婦だからこそ、いつものキャンディやクッキーといったお菓子だと少しマンネリを感じてしまうこともありますよね。日頃の感謝を伝えるために、せっかくなら実用的なアイテムや、人気ブランドのコスメや入浴剤など、本当に喜ばれるものを探している方も多いはずです。

さらに、神戸などの夜景を楽しむおしゃれなランチやディナー、あるいは心身を癒すスパといった体験をプレゼントするべきか、選択肢が多すぎて迷ってしまいますよね。また、年代別相場から大きく外れてしまったり、実はもらって困るNGなものを渡してしまったりする失敗は絶対に避けたいところです。

そこで今回は、レストランでのサービス経験も豊富で、現在3児の父でもある私の視点から、奥様が本当に笑顔になる、とっておきのギフトの選び方をご紹介します。

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  • 日本ソムリエ協会認定の現役ソムリエ
  • 現役バーテンダーでもあるお酒のプロ
  • 家飲みでいかにワインをおいしく楽しむか探求中
  • 夫婦そろってソムリエなので、記事情報の正確さには自信あり

この記事を読めば、今年のギフト選びの悩みがすっきりと晴れて、夫婦の大切な時間をより素敵に彩るヒントが見つかるはずですよ。

記事のポイント
  • お菓子以外で妻に喜ばれる実用的なギフトの選び方
  • 夫婦の絆を深める時間を贈るという新しい視点
  • ギフト選びで失敗しないための年代別相場と避けるべきアイテム
  • ソムリエの私が自信を持っておすすめする一生モノのグラスとワイン
目次
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ホワイトデーのお返しを妻にするならお菓子以外で!形に残るものが最適

いつものお菓子ではサプライズ感がなく、コスメや服飾雑貨は好みが難しく失敗のリスクがあるという悩み

ホワイトデーといえば甘いお菓子が定番ですが、今年のホワイトデーのお返しは妻にお菓子以外を贈ってみませんか。ここでは、消え物ではない「形に残るアイテム」や「一緒に過ごす時間」がなぜ今の夫婦にぴったりなのか、その理由や具体的なアイデアを深掘りしていきます。

実用性が高く喜ばれるものは一生モノのグラス

実用性が高く喜ばれるものは一生モノのグラス

ホワイトデーというイベントにおいて、お菓子のようなその場で消費してしまう「消え物」も決して悪くはありません。しかし、長年一緒に生活を共にしている奥様への贈り物として考えるなら、毎日の生活の中で繰り返し使える実用性が高いアイテムこそが、本当の意味で喜ばれる傾向にあります。

女性向けのギフトといえば、真っ先にアクセサリーやブランドバッグなどを思い浮かべる男性も多いかもしれません。しかし、服飾雑貨は個人の好みが非常に強く反映される領域です。

普段のファッションテイストに合わないデザインのものを選んでしまうと、「せっかくもらったから身につけなきゃいけないけれど、本当は好みじゃない…」という、無言のプレッシャーを相手に与えてしまうリスクも潜んでいます。

そこで私が強く提案したいのが、相手のファッションセンスや好みに左右されにくく、かつ日常の生活レベルを確実に引き上げてくれる一生モノの高品質なペアグラスです。グラスというのは、誰もが毎日必ず使う日用品でありながら、「自分自身で数千円から数万円もする高級品を買う機会」が意外と少ないアイテムでもあります。

つまり、「自分ではわざわざ買わないけれど、もらうと劇的に生活の質が上がり、毎日使える」という、ギフトとして最も成功しやすい条件を完璧に満たしているのです。

上質なグラスは、ただ単に水分を補給するための道具ではありません。テーブルの上にポンと置かれているだけで食卓全体を華やかに見せるインテリアとしての役割も果たし、いつものお茶やジュース、そしてお酒を何倍もおいしく感じさせてくれる魔法のような存在です。

毎晩グラスを傾けるたびに、「今年のホワイトデーは良いものをもらったな」と、夫からの愛情と気遣いを思い出すことができる、非常に優秀な「形に残るプレゼント」と言えるでしょう。

【ちょっとしたポイント】
グラスを選ぶ際は、ご家庭の食器棚に無理なく収まるサイズ感のものや、奥様が普段よく飲まれるお酒(ワイン、ビール、日本酒など)に合わせた形状を選ぶと、より実用性が高まります。

また、装飾が多すぎるものよりも、無色透明でシンプルなデザインのほうが、どんな食器や料理とも調和しやすく、長年にわたって飽きずに使い続けることができますよ。

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数あるグラスの中で、なぜワイングラスがおすすめ?夫婦時間を彩る理由

ホワイトデーの贈り物の本質は感謝を伝えること。夫婦で語り合うきっかけをプレゼントする形に残るギフト

「実用的なグラスが良いのはわかったけれど、グラスといってもビアタンブラーやコーヒー用のマグカップなど、いろいろな種類がある中で、なぜあえてワイングラスなの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。私が数あるグラスの中でも、特にお返しとしてワイングラスを推すのには、明確な理由があります。

その最大の理由は、ワイングラスというアイテム自体が「夫婦で一緒にゆっくり語り合う時間」を、ごく自然に作り出してくれる強力なツールだからです。たとえば、マグカップに入れたコーヒーや緑茶は、朝の忙しい時間帯や、仕事の合間に「サッと飲んで頭を切り替える」ための飲み物という側面が強いですよね。

一方で、ワイングラスを取り出すシチュエーションを想像してみてください。それは多くの場合、その日の家事や仕事がすべて終わり、子供たちが寝静まった後の、夜の静かでリラックスした時間帯ではないでしょうか。

美しいワイングラスが食器棚やテーブルの手元にあるだけで、「たまにはこのグラスを出して、おいしいワインでも一緒に飲もうか」という、夫婦の会話のきっかけが生まれます。ワインを開け、グラスに注ぎ、香りを楽しみながらゆっくりと味わう。

この一連の動作には、ビールを缶のまま喉に流し込むのとは全く違う、「時間を贅沢に使う」という感覚が伴います。アルコールの力も少し借りて、普段は照れくさくて言えないような感謝の言葉や、日常のちょっとした出来事をゆっくり共有できる30分〜1時間の対話の場が生まれるのです。

つまり、ワイングラスを贈るということは、単なるガラスの器という「モノ」をプレゼントしているわけではありません。その美しいグラスを通して、夫婦で向き合い、同じ空間と味覚を共有する「かけがえのない特別な時間」をプレゼントしているのと同じことなのです。

忙しい現代の共働き夫婦や子育て世代にこそ、この「意図的に立ち止まって会話する時間」を生み出すワイングラスが、最高のギフトであると私は確信しています。

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人気のコスメや入浴剤よりも、夫婦の時間を贈る

一人で使うコスメや入浴剤に対し、ワイングラスは注ぎ合い味覚を共有し会話が生まれる、夫婦の絆への前向きな投資

ホワイトデーのギフト市場をリサーチしてみると、お菓子以外の選択肢として、デパートで買えるような人気ブランドのコスメ(口紅やアイシャドウなど)や、高級ホテルで使われているような上質な入浴剤、ボディクリームなどが、女性から非常に高い支持を集めていることがわかります。

これらは、日々の疲れを癒やし、奥様個人の美容や自己肯定感を高めてくれる素晴らしいアイテムであり、ギフトとしての正解のひとつであることは間違いありません。

しかし、もしあなたが「最近、仕事や育児に追われて、夫婦でゆっくり目を見て話す時間が持てていないな」「ただの同居人のようになってしまっていて、夫婦としての絆をもう一度深めたいな」と心のどこかで感じているのであれば、あえて「奥様一人が楽しむもの」ではなく、「二人で一緒に楽しめるもの」を選ぶという戦略をおすすめしたいのです。

コスメや入浴剤は、性質上どうしても「奥様が一人で鏡の前で使うもの」や「一人でバスルームでリラックスするためのもの」になります。もちろんそれも最高の労いですが、そこに夫が入り込む余地はあまりありません。

一方で、ペアのワイングラスとおいしいワインのセットがあれば、お互いにお酒を注ぎ合い、「このワイン、すごく香りがいいね」「グラスが薄くて飲みやすいね」といった、共通の体験を通した会話が必然的に生まれます。

夫婦という関係性は、長い年月をかけて一緒に体験を共有し、同じ感情を味わうことで少しずつ強固になっていくものです。

ホワイトデーという年に一度のイベントにおいて、「君に似合うと思って選んだよ」とコスメを渡すのも素敵ですが、「これからも一緒においしいものを飲んで、色んな話をしようね」というメッセージを込めてペアグラスを贈ることは、今後の二人の関係性に対する「前向きな投資」になります。

お菓子以外のギフトで何にするか迷ったときは、それが「共有できる体験を生み出すものかどうか」という視点を持ってみると、選び方の基準が大きく変わってくるはずですよ。

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神戸の夜景やおしゃれなディナー、スパなどの体験ギフトに代わるお家時間

子供の預け先手配などで外食はハードルが高いからこそ、自宅で子供が寝た後にいつものリビングをプライベート・バーに変える

結婚記念日やホワイトデーといった特別なイベントの際には、モノではなく「コト(体験)」を贈るというスタイルも近年非常に人気を集めています。

たとえば、海と夜景が美しい神戸の港町にある高層レストランでおしゃれなフルコースディナーを予約したり、日常の喧騒から離れられる高級ホテルのエステやスパ体験のチケットをプレゼントしたりするのは、誰もが憧れる最高にロマンチックな演出ですよね。

しかし、現実問題として、小さなお子様がいらっしゃるご家庭や、夫婦共働きで毎日のスケジュールが分刻みで埋まっているような忙しい夫婦の場合、わざわざ休日に外出して数時間を確保するのは、想像以上にハードルが高い行為でもあります。

我が家も0歳、4歳、6歳という3人の子供がいるので痛いほどわかるのですが、夫婦でディナーに行くためにベビーシッターや両親に子供を預ける手配をし、久しぶりにおしゃれな服を引っ張り出し、移動時間を計算する…という準備段階だけで、すでにヘトヘトに疲れてしまうことも少なくありません。

そんな「外出のハードルが高い世代」にこそ、外での豪華な体験ギフトに代わる「最高のお家時間の演出」が圧倒的な威力を発揮します。

高級レストランに行かなくても、子供たちをなんとか寝かしつけた後の夜のダイニングテーブルに、少し暗めの照明を落とし、上質なハンドメイドのワイングラスを並べるだけで、いつもの見慣れた自宅のリビングが、一瞬にして二人だけのプライベートバーへと変貌します。

【お家時間を格上げするメリット】

  • レストランの予約時間や終電を気にする必要がなく、自分たちの好きなタイミングで始められる。
  • 子供の預け先や、食事中のマナーなどを気にせず、リラックスした部屋着のままで極上の時間を楽しめる。
  • 一度きりで終わってしまう数万円の外食とは違い、良いグラスを手元に残せば、何度でもその余韻と贅沢な時間を繰り返し味わうことができる。

外に出て非日常を味わうのも素晴らしい体験ですが、自宅という最も落ち着く空間の中で、グラスとワインというアイテムを使って「日常の中の非日常」を作り出すことは、忙しいご夫婦にとって非常にコストパフォーマンスとタイムパフォーマンスに優れた、賢いギフトの選択と言えるでしょう。

年代別相場から見る正解と避けるべきNGなもの

妻へのお返しを選ぶ上で、頭を悩ませるのが「一体いくらくらいの予算をかければいいのか」ということと、「良かれと思って選んで失敗する事態は避けたい」というリスク管理ですよね。

ここでは、一般的な予算相場や、心理学的な観点から見た注意点について、しっかりと整理しておきましょう。

年代別予算の目安一覧

極端に安価なものは自分にはお金をかける価値がないと思わせてしまうためNG。適正なコストは本気度の証明

まず年代別の相場ですが、一般的に20代〜30代の夫婦であれば5,000円〜15,000円程度、40代以上の夫婦であれば10,000円〜30,000円程度が一つの目安と言われています。これは家計に無理のない範囲でありつつ、ホワイトデーというイベントの特別感を演出できる絶妙なラインです。

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年代予算相場の目安選び方のポイント
20代〜30代5,000円〜15,000円自分たちでは買わない少し背伸びした上質な日用品や、SNSで話題のペアグラスなど。
40代〜10,000円〜30,000円トレンドに左右されず、長く愛用できる本物志向のブランド品や職人の手仕事が光るアイテム。

※上記の数値やデータはあくまで一般的な市場の目安です。お小遣い制かどうかなど、ご家庭の経済事情に合わせて無理のない範囲で設定してくださいね。

そして、予算以上に気をつけたいのが絶対に避けるべきNGなギフトの選び方です。行動経済学や心理学には「コスト・シグナリング」という概念があります。

これは簡単に言うと、「相手に対してあえて金銭や時間といった『コスト』をかけることで、自分がいかに相手を大切に思っているか(本気度)を証明する」というコミュニケーションのメカニズムです。

ホワイトデーのようにお返しの文化が根付いているイベントにおいて、極端にお金をかけない選択(たとえば「今年は手料理だけ」「手紙だけ」など)をしてしまうと、奥様は無意識のうちに「自分にはお金をかける価値がないと思われているのかも」と自己肯定感を下げてしまうリスクがあります。

【注意・デメリット】
もちろん、心を込めた手紙や不慣れな手料理の価値は素晴らしいものです。しかし、それはあくまで「メインのプレゼント(物品)」に添えるからこそ輝くオプションです。

イベント時には、事前のリサーチもなく独断で巨大なぬいぐるみを買ってきて生活空間を圧迫したり、相手の趣味を無視した奇抜なアクセサリーを贈ったりするのも同様にNGです。相手の生活を想像し、適正なコストをかけた実用品を贈ることが、最大の夫婦円満の秘訣となります。

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ホワイトデーのお返しを、妻にお菓子以外でプレゼントしたい方へ

ホワイトデーのお返しを、妻にお菓子以外でプレゼントしたい方へ

ここまでは、お菓子以外で実用的なものを選ぶメリットや、夫婦の時間を共有する重要性についてお話ししてきました。

ここからは、いよいよ具体編です。「じゃあ、実際にどんなワイングラスを選べば妻は喜んでくれるのか?」と悩む方に向けて、ソムリエである私が数ある世界中のグラスの中から本気で厳選した、とっておきのアイテムをご紹介します。

ワイン好きの奥様はもちろん、これから夫婦で少しずつワインを楽しんでみたいという初心者の方にも、絶対に失敗しない情報をお届けします。

ソムリエの私が木村硝子「サヴァ」をおすすめする理由

プロが愛用し星付きレストランでも採用される日本の老舗メーカー、日常使いできる最高級ハンドメイドグラス

ずばり、私が今年のホワイトデーに最も強く、自信を持っておすすめしたいのが、日本の老舗ガラスメーカーである木村硝子店(きむらがらすてん)の「サヴァ(Cava)」シリーズのワイングラスです。

木村硝子店は、1910年に東京・湯島で創業した100年以上の歴史を持つ超一流の老舗メーカーです(出典:木村硝子店 公式サイト)

一般的な家電量販店やスーパーで見かけることは少ないかもしれませんが、実は日本の星付きフレンチレストランや高級イタリアン、一流ホテルのメインダイニングで「プロ御用達のグラス」として絶大な信頼を得ており、至る所で採用されています。

ソムリエとしてこれまで国内外の数え切れないほどのグラスに触れ、サービスを行ってきた私も、この木村硝子店のグラスの美しさと機能性には本当に惚れ込んでいます。

数あるラインナップの中でも、なぜ「サヴァ」シリーズが家庭用のギフトとして最適なのか。それは、このグラスが「脚(ステム)が極端に短くデザインされている」という、他にはない大きな特徴を持っているからです。 通常、ヨーロッパの伝統的なワイングラスは脚が長く、すらりとした背の高いシルエットをしています。

しかし、日本の一般的なご家庭のダイニングテーブルは西洋に比べて少し低く、また食卓には和食のように小鉢や平皿がいくつも並ぶのが普通です。そこに背の高いグラスを置くと、どうしてもグラスだけが浮いてしまい、威圧感を与えてしまいます。

サヴァは脚が短く低重心なため和食のテーブルで浮いてしまうことがなく、肉じゃがや焼き魚の横にあっても違和感がない

しかし、脚が短い「サヴァ」は、日本の食卓の風景に驚くほどスッと馴染みます。肉じゃがや焼き魚といったいつもの家庭料理の横に並べても全く違和感がなく、それでいて、ボウル部分(ワインが入る膨らみ)の形状は計算し尽くされたプロ仕様の美しさを保っています。

気取らずに毎日使える親しみやすさと、いつもの食卓を確実にワンランク上のレストラン空間へと引き上げてくれる洗練されたデザイン。まさに「日常使いできる最高級品」として、妻へのプレゼントにこれ以上ふさわしいグラスはありません。

さらに詳しい特徴を知りたい方は、ワイングラスは木村硝子!|サヴァ、ピッコロの違いとおすすめの選び方の記事もぜひあわせてお読みください。

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普段リーデル派の私も驚いた消えるような薄さ

職人の手仕事による約1mmの極限の薄さ。ワインがダイレクトに口に広がり、1,000円のワインが3,000円の味に変わる魔法の体験

グラスに少し詳しい方であれば、ワイングラスと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、世界的なトップブランドであるオーストリアの「リーデル(RIEDEL)」かもしれません。

実は私自身も、ワインの勉強を始めた頃から長年リーデルのグラスを愛用してきた、バリバリのリーデル派です。(ちなみにリーデルの魅力については、リーデルのワイングラスのおすすめはヴィノム!プロが選ぶ理由と魅力の記事で詳しく語っています。)

ブドウ品種ごとに細かく形状を変えるという哲学を持ったリーデルのグラスは、世界標準として間違いのない品質であり、素晴らしいものです。

しかし、あるレストランで初めて木村硝子のグラスにワインが注がれ、それを口に当てた時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。それは、唇にガラスが触れた瞬間に、グラスの存在がスッと消えてなくなるような、うっとりするような「薄さ」でした。

機械で作られた大量生産の安価なグラスは、割れにくくするために飲み口(リム)の部分がポッテリと分厚く作られています。分厚いグラスでワインを飲むと、まず唇に「ガラスの塊」が当たり、その後に液体が雪崩のようにドバッと口の中に入ってくるため、ワインの繊細な香りや酸味を感じとることが難しくなってしまいます。

一方、今回おすすめする熟練の職人が作り出す木村硝子のサヴァのリムは、わずか1ミリ前後という信じられないほどの極薄に仕上げられています。

この極限の薄さによって何が起きるかというと、唇がガラスの存在をほとんど感知せず、まるで「ワインという液体そのものが、空中に浮かんだまま直接口の中に流れ込んでくる」かのような錯覚に陥るのです。

舌の上の狙った位置に滑らかにワインが着地することで、果実の甘みや繊細な酸味をダイレクトに、かつ最大限に感じ取ることができます。大げさではなく、スーパーで買ってきた1,000円の手頃なデイリーワインでさえ、このサヴァで飲むと「あれ?これ3,000円クラスの高級ワインだったかな?」と錯覚してしまうほど、味わいが激変します。

この魔法のような感覚を、ぜひご夫婦で体験していただきたいですね。

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繊細で高価でもプロが断言するハンドメイドの価値

宙吹き技法による世界に一つだけの揺らぎと驚くほどの軽さと透明度。大切に扱うことで丁寧な暮らしを取り戻すきっかけに

「でも、そんなに1ミリレベルで薄くて繊細なグラスだと、洗う時や扱う時にすごく気を使うのでは?」「職人の手作り(ハンドメイド)だから、お値段もペアで揃えるとかなり高いよね?」と、購入を前にして不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。その懸念は、ある意味で非常に正しいものです。

「とりあえずワインが飲めればいい」という日常の場面であれば、ワイングラスはダイソーでもいい?ソムリエが教えるコスパと選び方の記事でもお伝えしているように100均のグラスでも十分役立ちます。

確かに、マシンメイド(機械生産)の分厚くて頑丈なグラスに比べれば、サヴァの価格は高価(1脚あたり数千円〜1万円前後)ですし、食器洗い乾燥機に放り込んでガラガラと洗うことは推奨されていません。スポンジを使って手洗いで丁寧にケアする必要があります。

しかし、ホワイトデーのお返しという特別な日のギフトとして考えるなら、その少しの手間や初期投資のコストを補って余りあるほどの圧倒的な価値と、心を揺さぶる感動が、このハンドメイドグラスには確実に宿っていると、プロのソムリエとして断言します。

ハンドメイド(宙吹き)の魅力

サヴァは、日本のガラス職人が「宙吹き」という伝統的な技法を用いて、一つひとつ息を吹き込みながら丁寧に成形しています。そのため、機械生産のような完全な均一ではなく、ミリ単位でのごくわずかな個体差や、手作りならではの柔らかな揺らぎが存在します。この世に二つとして同じものがない、手仕事の温かみが感じられるのも魅力です。

手に持った時の、羽のようにふわりとした信じられないほどの軽さ。そして、ワインの液体の色を歪みなく美しく透過させる透明度。こういった要素は、大量生産品では決して味わえません。「洗う時に気をつかう」というのも、見方を変えれば「モノを大切に、丁寧に扱うという心の余裕」を取り戻すためのマインドフルネスな時間になり得ます。

決して安価な買い物ではありませんが、割れないように二人で大切に扱い、5年、10年と歳を重ねていく「夫婦の一生モノの道具」への投資だと考えれば、これほど毎日の費用対効果(コストパフォーマンス)が高いプレゼントは他にはないでしょう。

3児の父が語る!小さな子供がいても安心なワイングラス

背が高いグラスと違い、サヴァは重心が低く踏ん張りが効く構造のため、3児の父でも安心して食卓に出せる

我が家は現在、0歳、4歳、6歳という育ち盛りの3人の子供がいる、賑やかな(というよりカオスな)5人家族です。

子育てをご経験の方なら容易に想像がつくかと思いますが、小さな子供がウロウロ、ドタバタしているリビングやダイニングで、薄くて繊細な高級グラスを使ってお酒を飲むなんて、「いつ割られるかわからなくてヒヤヒヤして、とてもじゃないけど無理だ!」「割れたガラスの破片で怪我をしたら危ない!」と思いませんか?

私も以前はそう思って、良いグラスは戸棚の奥にしまい込んでいました。しかし、実はここでも、先ほどお話しした木村硝子の「サヴァ」の最大の特徴である「脚(ステム)が短い」という構造が、子育て世帯において絶大なメリットと安心感を発揮してくれるのです。

脚が長い、伝統的で背の高いワイングラスは、どうしても重心が高くなります。そのため、テーブルの上で子供が手を伸ばした拍子に少し腕が当たったり、おもちゃがかすったりしただけで、あっけなくパタンと倒れて粉々に割れてしまいます。

しかし、サヴァは背が低く、ボウル部分のすぐ下に台座があるようなデザインになっているため、非常に重心が低く、物理的にとても安定している構造を持っています。万が一、食卓が少し揺れたり、食事中に子供の腕が軽く当たったりしても、倒れにくい(踏ん張りが効く)のです。

もちろん「絶対に割れないガラス」というわけではありませんが、毎日が戦場のような子育て中の我が家であっても、このサヴァであれば比較的安心してテーブルに出し、夫婦の晩酌を楽しむことができています。

【安全に関する注意点】
重心が低く倒れにくいとはいえ、サヴァは非常に薄く繊細なガラス製品であることに変わりはありません。お子様の手の届く端の方には置かない、洗浄時はシンクの底に落としたり、グラスの内側を洗う際に力を入れてひねったりしないよう、十分にご注意ください。

また、製品の取り扱いや耐熱性に関する正確な情報は、必ず木村硝子店の公式サイト等のメーカー発表をご確認くださいね。

Amazonや楽天で叶う夫婦時間を格上げする逸品

この木村硝子の「サヴァ」シリーズは、もともとは一流レストランなどのプロフェッショナル向けに作られたアイテムではありますが、嬉しいことに現在では、わざわざ遠くの百貨店や専門店まで足を運ばなくても、Amazonや楽天市場といった使い慣れたネットショップで手軽に購入することが可能です。

繊細なガラス製品を通販で買うのは割れて届かないか不安…という方もいるかもしれませんが、メーカーの正規販売店や信頼できるショップであれば、厳重で美しい専用の箱や緩衝材で丁寧にパッケージングされて届くため、持ち帰る途中で満員電車に揺られて割ってしまうリスクもなく、むしろ安全に確実に入手できます。ギフトラッピングに対応している店舗を選べば、そのままホワイトデー当日にスマートに手渡すことができますよ。

サヴァには、奥様がお好きなワインのタイプに合わせていくつかのサイズ展開があります。

たとえば、赤ワインの香りを存分に楽しみたいならボウルがふっくらと丸い「ブルゴーニュ型(22ozなど)」がおすすめですし、白ワインから軽めの赤ワインまで万能に使いたいのであれば、少しスッキリとした形状の「15oz(オンス)」というサイズが最も使い勝手が良く、最初の1脚(1ペア)として非常におすすめです。

夫婦お揃いで乾杯の時間を共有するために、ぜひ「ペア(2脚セット)」での購入を強く検討してみてくださいね。

手元にその美しい箱が届き、丁寧に薄紙からグラスを取り出したその日から、ご自宅でのいつもの晩酌が、まるで予約の取れない高級レストランのカウンターに座っているかのような、とびきり上質で贅沢な時間へと一瞬にして変わることをお約束します。

ちなみに、お家でワインを楽しむ際は、グラスワインは何ミリ?注ぐ量の標準と家飲みで役立つ目安も解説の記事も参考にしながら適量を美しく注ぐと、グラスのポテンシャルをさらに引き出せますよ。

※最終的な購入の判断や、ご自宅の収納スペース等の環境に合うかどうかは、各販売サイトのクチコミレビューなども参考にしつつ、ご自身のライフスタイルに合わせて最終的な判断はご自身で行ってくださいね。

グラスと一緒に!妻が喜ぶロマンチックなワイン

ラベルのハートマークが特徴のカロン・セギュールや、聖なる愛という名のサン・タムールなど、ウンチクを一言添えるだけで笑顔が輝く

素晴らしいハンドメイドのペアグラスを準備できたら、「せっかくだからホワイトデーの夜に、そのグラスの初おろしとして何を飲もうか」とワインを選ぶ時間もまた、夫としての楽しい腕の見せどころです。

せっかくのホワイトデーという日頃の愛を伝えるイベントですから、ただスーパーで適当に選ぶのではなく、奥様が喜ぶような、少しロマンチックなストーリーや意味合いを持ったワインを一緒にプレゼントするのはいかがでしょうか。

ホテルレストランの現場で、これまで数々のプロポーズや結婚記念日のサプライズをお手伝いしてきたソムリエの私が、ホワイトデーの贈り物として特におすすめしたい、とっておきのワインをご紹介します。

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おすすめワイン特徴とおすすめの理由(ストーリー)
ロゼシャンパングラスに注いだ瞬間に立ち上る美しいピンク色の泡が、テーブルを圧倒的に華やかに彩ります。お祝いの席には欠かせない特別感があり、甘口から辛口まで女性からの人気が非常に高い王道の選択肢です。上質なシャンパンを探すなら、キャティア・シャンパン徹底解説!アルマンド製造元の値段と評価の記事も参考にしてみてくださいね。
シャトー カロン セギュール
(Château Calon Ségur)
フランス・ボルドー地方の由緒ある赤ワイン。かつての所有者セギュール侯爵が「我が心カロンにあり」と言葉を残したことから、ラベルに大きく愛らしい「ハートマーク」が描かれています。言葉にしなくてもストレートに「愛」が伝わる、記念日ギフトの最高峰です。
サン・タムール
(Saint-Amour)
フランス語で直訳すると「聖なる愛」という意味を持つ、ボジョレー地区で造られる赤ワインです。ガメイというブドウ品種から造られるため、渋みが少なくイチゴのようなチャーミングな香りが特徴で、重い赤ワインが苦手な女性でもスルスルと美味しく飲める軽やかさが魅力です。
海底熟成ワイン海に沈めて熟成させるため、世界に2つと同じボトルのデザイン(貝殻などの付着物)が存在しないというロマン溢れるワインです。奥様へ贈るオンリーワンの特別感あるプレゼントとして非常におすすめです。味わいについては海底熟成ワインはまずい?プロが味を評価!真実と最高の選び方を解説で詳しくご紹介しています。
ヴァイオレット・セブン
(Violet 7)
グラスに注ぐと目を奪われるような美しいスミレ色に輝き、ワインを飲み慣れない女性でもとても飲みやすい甘口の味わいが大人気です。その魅力や口コミは、ヴァイオレット・セブンが人気の理由とは?ソムリエの評価と口コミも紹介の記事で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

ただ無言でコルクを抜いて注ぐのではなく、グラスにワインを注ぐ時に、「実はこのワインのラベルにあるハートマークにはね、こんな侯爵の逸話があって…」とか、「このワインの名前、フランス語で『聖なる愛』って意味なんだよ」と、ちょっとしたウンチクや選んだ理由のストーリーをひとこと添えてあげるだけで、奥様の笑顔がさらに輝きます。

あなたが自分のために時間を使って考え、選んでくれたというその事実こそが最高のスパイスとなり、素晴らしいホワイトデーの夜になること間違いなしですよ!

【お酒に関するご注意】
ワインのヴィンテージ(生産年)による味わいの違いや、価格、流通状況は時期によって大きく変動します。購入時は、正確な情報を酒販店の販売サイト等でご確認ください。

また、妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあるため厳禁です。お酒は適量を守り、ご夫婦の体調に合わせて無理なくお楽しみください。

アルコールに関する最終的な購入・飲用の判断は、ご自身の自己責任で行っていただきますようお願いいたします。

ホワイトデーのお返しは妻へお菓子以外で特別な夜を!

これからも一緒に美味しいものを飲んで話そうというメッセージこそが最高のホワイトデーギフト

いかがでしたでしょうか。今回は、今年のホワイトデーのお返しを妻へお菓子以外で探しているという悩める男性に向けて、少し目線を変えた「一生モノのハンドメイド・ワイングラス」と「ロマンチックなストーリーを持つワイン」のご提案を、ソムリエであり3児の父でもある私の視点からたっぷりと熱く語らせていただきました。

結婚して数年、あるいは十数年と経つと、どうしても日々の生活を回すこと自体がミッションになりがちです。

毎日の終わりのない育児や、名もなき家事、そして仕事で忙しく走り回ってくれている奥様にこそ、たまには「母親」や「妻」といった日常の役割からフッと解放されて、おいしいワインを美しい極薄のグラスで純粋に楽しむ「極上のご褒美の時間」が絶対に必要です。

今年の3月14日のホワイトデーは、デパ地下で人気のブランド菓子をサッと買って渡して終わるのではなく、「毎日本当にありがとう。これからも夫婦で色んな話をしながら楽しくやっていこうね」という素直な感謝の言葉とともに、思い切って木村硝子のサヴァのようなとっておきのグラスをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

その美しく儚いグラスに注がれたワインでカチンと静かに乾杯するその夜は、きっとお二人にとって、結婚当初の新鮮な気持ちを思い出すような、忘れられない特別な時間になるはずです。

今年のホワイトデーが、ご夫婦にとって最高の一日になることを心から応援しています!

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*20歳未満の飲酒は禁止されています

妻へ贈るホワイトデーのプレゼントにお菓子よりグラスがおすすめな理由、現役ソムリエが提案する脱マンネリの正解

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