ワインノオト運営者で、現役ソムリエのまさです。
さくら製作所のワインセラーの評判や、どれにしようか迷っているあなたへ。
ネットで調べてみると、他社の製品との比較や、稼働時の音はうるさいのかどうか、電気代はどれくらいかかるのかといったリアルな声がたくさん出てきますよね。
さらには、故障しやすいのではないかという心配や、コンプレッサー式とペルチェ式の違い、そして最近人気の日本酒をしっかりと保管できるのかどうかも気になるところだと思います。
そもそも普通の冷蔵庫と何が違うの?と疑問に思う方は、こちらの記事『ワインセラーと冷蔵庫の違いは?プロが教える劣化を防ぐ保管術も紹介』もあわせて読んでみてくださいね。
高価なヴィンテージワインや、デリケートな生酒を預ける大切な機械だからこそ、後悔しない選び方をしたいと考えるのは当然のことです。
そこで今回は、さくら製作所のワインセラーに関する様々な評判について、良いところも悪いところも包み隠さず、ソムリエの視点から徹底的に解き明かしていきます。

- 日本ソムリエ協会認定の現役ソムリエ
- 現役バーテンダーでもあるお酒のプロ
- 家飲みでいかにワインをおいしく楽しむか探求中
- 夫婦そろってソムリエなので、記事情報の正確さには自信あり
この記事を最後まで読めば、あなたのライフスタイルや目的にぴったりの一台がきっと見つかるはずですよ。
- さくら製作所のワインセラーのメリットとデメリットのリアルな口コミ
- 気になる稼働音や電気代の本当のところと対策方法
- 故障時のサポート体制や修理にかかる費用の実態
- あなたの目的に合わせたシリーズ別のおすすめモデル
\※人気モデルのため在庫切れにご注意ください/
さくら製作所のワインセラーの評判と実態

まずは、さくら製作所のワインセラーに対するリアルな評判と、その実態について深掘りしていきましょう。
デザインや機能性はもちろんですが、日本の住宅事情を考えると、生活空間に置いたときの音や電気代,、そして万が一の時のことまで、気になることはたくさんありますよね。
これを見れば、なぜさくら製作所がこれほどまでに注目され、多くの人に選ばれているのかがわかるはずです。
プロ目線で斬る!さくら製作所の本当のメリットとデメリット

ワインセラーを選ぶとき、ネットの口コミを参考にする方も多いですよね。
でも、ちょっと待ってください。これまで業務からプライベートまで様々なメーカーのセラーを見てきたプロの視点から言わせてもらうと、表面的な口コミだけでは見えてこない「本当の実力」と「特有のクセ」があるんです。
さくら製作所のセラーは、一言で言えば「業務用レベルの性能を家庭用に落とし込んだ」非常に尖った製品。基本的にはすごく優秀なんですが、求める環境や事前の期待値によって、評価が分かれる部分もあります。
ここでは、私が今まで見てきた数々のセラーと比較しながら、さくら製作所の強みと、購入前に知っておくべき弱み(注意点)を正直に解説していきます。
圧倒的な冷却力と2温度管理、そして洗練されたデザイン

職業柄、本当に数多くのワインセラーに触れてきましたが、さくら製作所の最大のメリットは、何といっても他社を凌駕する妥協のない冷却能力と、それを日本の生活空間に見事に落とし込んだデザイン性の高さです。
特に素晴らしいのが、1つの筐体内で上段と下段の温度を完全に独立して設定できる「2温度管理機能」の精度の高さと、設定できる温度の幅広さです。
「2温度管理」自体は他社のセラーにもよくある機能ですよね。しかし、一般的なセラーは低くても5℃程度までしか下がらないことが多い中、さくら製作所のセラーは強力な冷却力により、以下のような「極端な設定」を1台で同時にやってのけるんです。
【プロおすすめの2温度管理活用法】
上段を0℃〜3℃に設定:デリケートな生酒、ビール、シャンパンなどをキンキンに冷やして保管。
下段を14℃に設定:長期熟成用の赤ワインを、ストレスのない適切な温度で静かに保管。
実際に愛用しているユーザーの口コミを見ても、この「デザイン」と「温度管理」には絶賛の声が集まっています。
「縦置きワインセラーの決定版。音も静か」
縦置きのワインセラーが欲しくて探し回りました。音は静かというか、ほぼしません。扉はガラスで美しく、本体が小さめのため置いてあっても大袈裟感もなく、本当に程よいです。(Yahoo!ショッピング レビューより)
「日本酒とワインを同時に。0℃設定が最高」
ワインと日本酒がそれぞれの温度で保管出来てしかも、一升瓶が縦に保管出来る。0℃の日本酒絶品です。上はビール用、下はワインの熟成用と分けられるのが便利です。(楽天レビューから抜粋)
こんな風に、飲むお酒の種類に合わせた自在なカスタマイズができるのは、高い冷却技術があるからこそですね。
また、スケール感は業務用レベルなのに、奥行きを抑えたスリムなタワー型やフレームレスのフラットガラスのおかげで、リビングに置いても全く違和感がありません。
太めのブルゴーニュボトルが無理なく収まる棚の設計や、飲みかけの一升瓶を縦置きできるスペースなど、日本人の「お酒を楽しむライフスタイル」を徹底的に研究して作られているな、と感心させられます。
知っておくべきデメリット:初期の匂いや結露などの特有の挙動

一方で、プロの目から見ても「ここは事前に知っておかないと戸惑うだろうな」と思うデメリット(注意点)もあります。
それは、本格的なセラーならではの「特有の挙動」です。ネットの口コミでも時々見かけますが、これを「不良品だ!」と勘違いしてしまう方が少なくありません。
【購入前に知っておくべき特有の挙動】
- 使い始めのプラスチック臭:新品時はどうしても塗料や素材の匂いがこもりがちです。大切なワインに匂いが移らないか心配になりますよね。使用前に数日間扉を開けて換気したり、市販の活性炭を置いたりする対策が必須です。
- 設置直後の側面の発熱:最初は庫内を一気に冷やすためにフル稼働するため、側面がパネルヒーターのようにかなり熱くなりますが、冷え切れば落ち着くので心配いりません。
- 夏場のガラス面の結露:湿度が高く暑い時期は、どうしても扉に結露が発生しやすくなります。気になる時は下にタオルを敷いたり、サッと拭き取るなどの手間が少しだけかかります。
これらのデメリットは、いわば「家庭でプロ仕様の温度管理を実現するためのトレードオフ」。
ちょっとしたクセはありますが、ワインや日本酒の品質を本気で守りたいなら、むしろ「しっかりと仕事をしてくれている頼もしい証拠」として受け入れられるはずですよ。
うるさいって本当?稼働音の真相と防振対策

ワインセラーの購入を検討している方が、最も気にされるポイントの一つが「音」です。
「コンプレッサー式ってうるさいんじゃないの?」と心配になる方も多いですよね。結論から言うと、さくら製作所のセラーは「リビングに置くなら全く気にならないレベルで静か」ですが、「完全な無音ではないので寝室には不向き」というのがリアルな実態です。
コンプレッサー式ならではの音の種類と実態
安価なペルチェ式ワインセラーを使ったことがある方は、「サーッという静かなファンの音」をイメージされるかもしれません。しかし、コンプレッサー式の場合、それとは全く違う「冷蔵庫のような機械音」が鳴るため、初めて使う方はギャップを感じてしまうことが多いんです。
さくら製作所のセラーは、圧倒的な冷却力を持つ「コンプレッサー式」です。メーカーの公式見解でも明言されていますが、400〜500Lクラスの一般的な家庭用冷蔵庫と同等レベルの動作音はどうしても発生します。
【よく聞こえる音の種類】
- 「カチッ」「ポン」:コンプレッサーが動き始める時のリレー音です。
- 「ブーン」「ゴー」:冷却運転中のコンプレッサー本体や、ファンモーターの駆動音。
- 「コポコポ」「ピチャピチャ」:冷媒ガスが配管の中を流れる音です。
実際の口コミを見ると、この音に対する評価は「設置した場所」によって見事に真っ二つに分かれています。
「寝室やリビングのすぐそばだと響く」
ファンがないので静かかと思いきや、コンプレッサーの稼働音がかなりうるさいです。リビングに置いていますが、隣の寝室にまで振動音が響きます。(価格.com レビューより)
「リビングに置いても気にならないレベル」
コンプレッサー動作時の音量ですが、神経質にならなければ気が付かないレベルです。どちらかと言うと動き始める時のリレー音の方が気になります。(価格.com レビューより)
このように、静かな環境を期待しているとギャップを感じやすいのがリアルな実態です。寝室や書斎のような音が反響しやすい静寂な空間は避け、生活音のあるリビングやダイニングに置くのが正解かなと思います。
なぜ「急にうるさくなった」と感じるのか?季節変動の罠
「買って半年くらいで急に音が気になり始めた」という声も時々あります。これ、実は外気温が上昇する5月以降の「季節変動」によるものが多いんです。
暑くなってくると、設定温度を維持するためにコンプレッサーの稼働時間(頻度)が冬場よりも大幅に長くなります。そのため、「なんかずっと音が鳴っているな」と相対的に騒音を感じやすくなるというメカニズムが働いているんですね。決して故障ではないので安心してください。
今日からできる効果的な防振・防音対策

とはいえ、フローリングに響く振動音などは、設置環境を少し工夫するだけで劇的に下げることは可能です。
ここでは、効果的な防振・防音対策をいくつかご紹介しますね。
1. 4本の脚の確実な接地と、正しい設置角度
防振対策においてこれが一番重要です!本体の底面にある4本の調節脚のうち、どれか1つでも床から浮いていてガタつきがあると、コンプレッサーの振動が本体全体に伝わってしまい、微細な隙間からビビり音(共振)が発生します。
ここで設置のコツをお伝えしますね。ワインセラーは「前後左右すべてを完全に真っ直ぐ(水平)」に置くのではなく、左右の水平はキープしつつ、前脚を5mm程度高くして「ほんの少しだけ後ろに傾ける」のが正しい設置方法なんです。
こうすることで、重いガラス扉が自重でピタッと閉まりやすくなり、前倒れの防止にもつながります。
つまり、「少し後ろに傾斜させた状態」をキープしたまま、4本の脚すべてを床にピッタリと接地させてガタつきを完全に無くすこと。これがセラーを静かに使うための絶対条件になります。
2. 防塵・防振ゴムマットの活用
絨毯が敷かれていないフローリングに直置きした場合、コンプレッサーの振動が床材を伝わって「ブーン」という反響音を生み出してしまいます。
市販の防振ゴムや専用の制振マットを底面に敷くことで、床への振動の伝わりを大幅に遮断できますよ。(セラーは重いので、設置のタイミングで敷いておくのがベストです!)
3. 庫内質量の意図的な増加
ワインボトルが収納されていない空の棚があると、冷却運転中の振動によってワイヤーがビビり音を発生させることがあります。
未収納の棚には、水の入ったペットボトルを仮置きして重しにすることで、庫内の質量を安定させ、共振を抑え込むことができます。これはかなり使える裏技です。
メーカー側もお客様の声を拾い上げ、現在はさらに音を抑えた超静音モデルの開発も進めているそうです。こういった真摯な姿勢も、プロとして信頼できるポイントですよね。
ペルチェ式より安い電気代の徹底比較

ワインセラーは24時間365日稼働させる家電ですから、ランニングコストである「電気代」は絶対に無視できないポイントですよね。
世間では「ペルチェ式は静かで電気代が安い」「コンプレッサー式は電気代が高い」というイメージを持っている方が多いのですが、実はこれ、熱力学的な実態からすると全くの逆なんです。
圧倒的な熱交換効率(COP)とは?
電気代の差は、冷却のエネルギー消費効率を示す「COP(成績係数)」という数値に直接かかわってきます。
ペルチェ素子を用いた冷却機構のCOPが「約0.2」程度であるのに対し、さくら製作所が採用しているコンプレッサー式のCOPはなんと「1.0〜1.6」もあります。つまり、およそ5倍から8倍のエネルギー効率を誇っているんです。
ワインを冷やすために必要なエネルギーの総量は同じですから、冷却能力の低いペルチェ式は目標の温度にするまでに長時間のフル稼働を強いられてしまいます。その結果、消費電力が増えて電気代が高くなってしまうというわけですね。
実際の年間電気代シミュレーション
さくら製作所の製品は、熱を通しにくいLow-Eガラスや真空断熱ガラスを採用しているので、外の熱の侵入をしっかり防ぎ、コンプレッサーの稼働時間を最小限に抑えてくれます。
具体的な年間消費電力量と電気代の目安を見てみましょう。
| シリーズ名・モデル | 収納本数 | 年間消費電力量 | 年間の電気代目安 | 月額換算 |
|---|---|---|---|---|
| ZERO CHILLED (OSK9-B) | 9本 | 132kWh | 約3,600円〜4,092円 | 約300円〜341円 |
| ZERO Advance (SA22-W) | 22本 | 129kWh | 約4,123円 | 約343円 |
| FURNIEL (SAB-50G) | 12本 | 180kWh | 約4,860円 | 約405円 |
いかがでしょうか?22本入るモデルでも、1ヶ月の電気代はスタバのコーヒー1杯分にも満たないんです。
他社製の安価なペルチェ式ワインセラーの場合、年間で約14,000円から15,000円程度の電気代がかかるケースも報告されています。
これと比較すると、さくら製作所のコンプレッサー式セラーは年間で約10,000円以上のランニングコスト削減が可能になります。本体価格が少し高くても、数年使えばあっという間に元が取れてしまう計算ですね。
電気代の相場や、さらに詳しくコストを抑える方法を知りたい方は、『ワインセラーの電気代は高い?相場と安く抑える選び方を徹底解説』の記事も参考にしてみてください。
※電気代はあくまで一般的な目安であり、電力会社との契約内容や使用環境(周囲の温度や扉の開閉頻度など)によって変動します。(出典:資源エネルギー庁『省エネポータルサイト』)正確な試算については各電力会社の情報をご確認ください。
故障時の修理費用と延長保証の必要性

高級ワインや希少な日本酒を長期間保管する以上、「どれくらい長持ちするのか」「壊れた時のサポートはどうなのか」といった経済的なリスクは、シビアに評価しておきたいですよね。
口コミの中には、修理代やメーカーの対応に関して、以下のようなかなり厳しい声も見受けられます。
「購入1年半でセンサーエラー。修理費用が高額」
購入1年半でセンサーエラーが発生し、修理費用が1万6千円以上かかりました。メーカーに問い合わせても「有償出張・有償点検対応(修理見積もり)」の一点張りで、品質に対する責任感があまり感じられませんでした。(価格.com レビューより抜粋)
ユーザーからすると「ちょっと見てもらうだけでそんなにお金がかかるの!?」と不満に思ってしまうのも無理はありません。なぜこんなに修理代が高額になってしまうのか、その背景には明確な理由があるんです。
想定される寿命とメーカー保証の仕組み
さくら製作所のワインセラーの想定耐用年数(寿命)は、一般的な家庭用冷蔵庫と同じく「約5年〜10年程度」とされています。
メーカーの初期保証期間は、部品の性質によって厳密に3つの段階に分けられています。
- 6カ月保証:ガラス、パッキン、鍵、LED庫内灯、棚などの消耗・外装部品
- 1カ年保証:ファンモーター、制御基板、温調センサー、加温ヒーター、起動リレーなどの機能部品
- 3カ年保証:冷媒ガス漏れ、コンプレッサー、凝縮器、冷却器など、心臓部となる回路部品
部品の保有期間は製造終了後9年間と定められているので、長く使うための最低限の責任は果たされていると言えますね。
修理費用の実態と高額になる理由
問題は、保証期間が過ぎた後に故障した場合です。さくら製作所の修理費用は、以下の項目が合算される厳格な料金体系になっています。
【有償修理の料金構造(目安)】
- 出張料:全国一律 8,000円(税抜。離島などは追加あり。キャンセルしても発生します)
- 点検料:1箇所につき 6,500円(税抜。異常なしと判断されても請求されます)
- 技術費:1箇所につき 7,300円〜12,300円(税抜。製品の大きさによって変動)
- 部品代:故障箇所に応じた実費
お分かりいただけたでしょうか。この料金構造があるため、たとえ数百円の小さなセンサー部品の交換であっても、出張修理を依頼した時点で最低でも15,000円から20,000円前後の基本費用が確定してしまうんです。
ユーザーからすると「ちょっと見てもらうだけでそんなにお金がかかるの!?」と不満に思ってしまうのも無理はありません。しかし、メーカーとしては全国へ専門の作業員を派遣するためのコストとして、どうしても譲れない部分なのだと思います。
クロネコ延長保証サービスが必須なワケ
この修理費用のリスクを完全に防ぐための、とっておきの防衛策があります。
それが、購入時に「クロネコ延長保証サービス(スタンダード)」に加入することです。これは実質的に必須だと思ってください。
製品を購入する際にわずかな保証料(製品価格の数パーセント程度)を追加するだけで、メーカー保証を含む計5年間の無償修理対応が付与されます。
この保証のすごいところは、期間内であれば修理回数に制限がなく、年数が経っても保証上限額が減額されない(常に購入金額が上限)という点です。
高額な修理代にビクビクしながら使うよりも、最初に数千円払って5年間の安心を買う方が、精神衛生上も圧倒的におすすめですよ!
※保証の契約条件や対象外となる免責事項については、加入前に必ず提供元(ヤマト運輸など)の公式規定をご確認ください。
日本酒や生酒の保管に特化した圧倒的な強み

さくら製作所が、他のワインセラーメーカー(フォルスターやデバイスタイルなど)と決定的に違う最大の魅力。それは、ワインだけでなく「日本酒の徹底した保管能力」を持っていることです。
もはや「ワインセラー」という名前でありながら、「醸造酒全般の精密管理マシン」と呼んだ方がしっくりくるかもしれません。
なぜ日本酒に「氷温」が必要なのか
最近ブームになっているクラフト日本酒や、加熱殺菌(火入れ)を行っていない「生酒」「生原酒」は、瓶の中で酵素や酵母が生きているため、非常にデリケートです。
常温はもちろん、一般的な家庭の冷蔵庫(約3℃〜5℃)に入れておいても、発酵が緩やかに進んでしまい、味わいが劣化(老ね)してしまうリスクが高いんです。
蔵元が出荷した瞬間の、あのフレッシュな微発泡感やフルーティーな香りを長期間キープするためには、0℃以下から-5℃に至る「氷温」での保管が絶対に必要になります。
さくら製作所のモデル(0℃対応のSAシリーズや、-5℃対応のGXシリーズ)は、このプロフェッショナルな要求スペックを家庭で完璧に再現できるんです。
一升瓶の縦置き保管が絶対条件である理由
さらに、日本酒の保管においては「縦置き」が絶対的な鉄則です。
ワインはコルクを乾燥させないために横置きしますが、日本酒はコルクを使っていません。瓶を横置きにしてしまうと、アルコール度数の高いお酒が金属製のキャップの裏側に触れ続け、酸化が進んだり金属の嫌な臭いが移ったりして、せっかくのお酒が台無しになってしまう恐れがあるんです。
さくら製作所のセラーは、日本の規格である一升瓶(1.8L)や四合瓶(720ml)の縦置き保管に特化した設計を標準で採用しています。
プロの酒蔵も愛用する信頼性
実は、この圧倒的な温度管理能力は、プロの世界でも高く評価されています。
神奈川県の老舗蔵元である泉橋酒造さんなどでは、自社製品の品質管理やテイスティングルームでの試飲用として、さくら製作所の大型モデルを実際に導入しているんです。
普通の冷蔵庫だと設定した温度と実際の液体の温度にズレが出やすいのですが、さくら製作所独自の技術により「設定温度=液体の温度」を極めて高い精度で実現できるため、いつでも最高の状態で提供できると絶賛されています。
プロの酒蔵が信頼して使っている機材を自宅に置けるなんて、ちょっとワクワクしませんか?
さくら製作所のワインセラーの評判から選ぶ

さくら製作所のワインセラーの特徴や評判がわかったところで、次は「じゃあ、結局どれを選べばいいの?」という疑問にお答えしますね。
同社の製品ラインナップは、設定できる温度帯や収納本数によって細かく分かれています。
あなたのライフスタイルや、何をどれくらい保管したいのかという目的に合わせて、評判の中から厳選したおすすめのシリーズをご紹介していきます。
迷ったらコスパ抜群のSAシリーズで決まり

「初めてワインセラーを買うんだけど、どれが良いかわからない」「ワインも日本酒も楽しみたいけど、予算は抑えたい」
そんなあなたに私が一番におすすめしたいのが、売上シェアでも上位を占めるスタンダードモデル、ZERO Advance(SAシリーズ)です。
スタンダードでありながら高性能
このSAシリーズは、0℃〜22℃の温度設定が可能で、上段と下段で別々の温度管理(2温度管理)ができるモデルも揃っています。
もちろん、日本酒の0℃保管にもしっかり対応しています。ワインと日本酒を両方楽しむ日本の家庭に、最もフィットするバランスの取れたシリーズ割と言えますね。
ランニングコストを抑えたいあなたへ
特筆すべきは、その省エネ性能の高さです。冷却サイクルの設計が見直されており、旧モデルと比べて最大約9%の省エネ化を実現しています。
先ほどの電気代の比較でも紹介した通り、ランニングコストが非常に安く抑えられるため、長く使えば使うほどお得さを実感できるはずですよ。
| モデル名 | 収納本数 | 設定可能温度 | 温度管理 |
|---|---|---|---|
| SA22 | 22本 | 0℃〜22℃ | 1〜2温度 |
| SA38 | 38本 | 0℃〜22℃ | 1〜2温度 |
一般的なご家庭のリビングにすっきり置ける定番サイズなら22本収納がベストですが、本数に余裕を持たせたい方は、以下のリンク先からワンサイズ大きいモデル(10万円〜)も選べますよ!
\※人気モデルのため在庫切れにご注意ください/
機能と価格のバランスが最も良く、コスパを重視するならこのSAシリーズを選んでおけば間違いありません。
スマホ管理と生酒保管なら氷温M5シリーズ

「せっかく手に入れた希少な生酒を、完璧な状態で熟成させたい」「最新のガジェットが好きで、温度管理もスマートにこなしたい」
そんなこだわり派のあなたには、最新鋭のフラッグシップモデルである氷温M5(GXシリーズ)が圧倒的におすすめです。
業界初の-5℃対応がもたらす革新
このGXシリーズの凄さは、なんといっても家庭用セラーとして業界初となる「-5℃〜25℃」という驚異的な温度設定ができることです。
食品が凍る直前の「氷温状態」をキープできるため、生酒の過度な発酵・熟成を完全に抑え込み、蔵出しのフレッシュな状態をいつまでも楽しむことができます。まさにプロ仕様の品質管理が自宅で可能になる夢のマシンです。
IoT機能「Sakura Cave」の魅力
さらに、国内初のIoT技術である専用アプリ「Sakura Cave」と連動させることができます。
スマートフォンから遠隔で温度設定を変更したり、庫内温度のグラフを自動でモニタリングしたりすることが可能です。
極めつけは、本格的なワインカーブ(地下貯蔵庫)の環境を自動で再現してくれる「オートカーブ機能」。季節の変化に合わせて最適な温度環境を作り出してくれるなんて、本当に賢いですよね。
【GXシリーズの注目機能】
3℃以下の低温設定にすると、ドアヒーターが自動で発動し、ガラスドア表面の結露を強力に抑えてくれます。氷温管理につきものの結露問題にもしっかり対応していますよ。
価格は少し張りますが、生酒からヴィンテージワインまで完璧にカバーしたい方には、これ以上ない選択肢だと思います。
\スマホ連動と氷温対応の凄すぎセラー!/
小型で日本酒を置くならゼロチルシリーズ

「本格的なセラーは大きすぎて置けない」「リビングやダイニングのちょっとしたスペースに、日本酒専用の冷蔵庫が欲しい」
そんな風に考えている方には、コンパクトさに特化したZERO CHILLED(OSKシリーズ:ゼロチル)がぴったりです。
リビングに置ける省スペース設計
ゼロチルの魅力は、なんといってもその省スペース性です。
非常にスリムでコンパクトな外観なので、テレビボードの横やダイニングテーブルのそばなど、ちょっとした隙間にすっぽりと収まってくれます。
縦置き特化の日本酒専用サブセラー
小さいからといって侮ってはいけません。冷却能力は上位機種譲りのパワフルさを誇り、0℃〜22℃の温度設定が可能です。
指示最大のポイントは、一升瓶や四合瓶の「縦置き」に完全に特化していること。
例えばOSK20というモデルなら、あんなにコンパクトなのに一升瓶を6本、さらに四合瓶を12本も同時に縦置きできちゃうんです。晩酌のたびにキッチンまでお酒を取りに行く手間が省けて、リビングでのくつろぎタイムが格段にレベルアップしますよ。
メインのワインセラーは別にあって、日本酒やビール用の「サブセラー」として導入する方も非常に多い大人気シリーズです。
\一升瓶の縦置きに特化した日本酒セラー!/
とにかく安くセラーが欲しい人向けモデル

「さくら製作所の性能が良いのはわかったけど、やっぱり予算的に厳しいかも…」「とりあえず数本だけ冷やせればいいから、とにかく安いものが欲しい」
ワインを始めたばかりの方なら、そう思うのも当然ですよね。初期費用を少しでも抑えたいお気持ち、よくわかります。
コストを最優先に考える場合の選択肢
もし、予算を1万〜2万円台に抑えたいという場合は、さくら製作所のコンプレッサー式ではなく、他社製の「ペルチェ式」ワインセラーを検討することになります。
アイリスオーヤマやルフィエールなどのメーカーから、手頃な価格のペルチェ式モデルが多数販売されています。
ペルチェ式を検討する際の注意点
ただし、ペルチェ式を選ぶ際にはいくつか知っておくべき注意点があります。
【ペルチェ式の注意点】
- 冷却能力が弱いため、真夏などは設定温度まで下がらないことがあります。
- 前述の通り、電気代(ランニングコスト)はコンプレッサー式よりも高くなりがちです。
- 寿命が比較的短く(約3〜5年程度)、長期熟成にはあまり向いていません。
「飲む数日前に一時的に冷やしておく場所」として割り切って使うのであれば、ペルチェ式も十分な選択肢になります。ご自身の予算と目的に合わせて、最適なものを選んでみてください。
当サイト「ワインノオト」では、とにかくコストを抑えたい方向けに、おすすめの安価なワインセラーも別記事で詳しく紹介しています。
もしお試しでとにかく安くセラーを買いたい、と考えている場合は、こちらの記事『家庭用ワインセラーのおすすめで安い、静音のブランドは?選び方も解説』の記事も併せて参考にしてみてくださいね。ペルチェ式で人気のアイリスオーヤマなどのモデルについても詳しく解説しています。
購入前によくある質問(FAQ)
最後に、さくら製作所のワインセラーの購入を検討している方からよく寄せられる質問を、Q&A形式でまとめておきますね。
- ワインと日本酒は同じセラーで一緒に保管できますか?
-
2温度管理モデルなら完璧に保管可能です。
さくら製作所の強みである「2温度管理機能」がついているモデル(SAシリーズなど)を選べば問題ありません。
上段を0℃〜3℃にして日本酒をキンキンに冷やし、下段を14℃にして赤ワインを寝かせる、といった使い方が1台でできちゃいますよ。
- 寝室に置きたいのですが、稼働音は気になりませんか?
-
音に敏感な方は、リビングやダイニングへの設置をおすすめします。
さくら製作所のセラーはパワフルな冷却力を持つ「コンプレッサー式」を採用しているため、冷蔵庫と同じような稼働音や起動音がどうしても発生します。
完全な無音ではないので、寝室の枕元などに置くと夜間に音が気になってしまうかもしれません。生活音のあるリビングなどに置くのが一番おすすめですよ。
- 設置する際、壁や家具にぴったりくっつけても大丈夫ですか?
-
壁に密着させるのはNGです。必ず放熱スペースを確保してください。
ワインセラーは庫内を冷やす代わりに、本体の外側へ熱を放出しています。そのため、熱を逃がすための放熱スペース(左右・上部・背面に数センチ程度)が必要です。
壁にくっつけてしまうと上手く冷えなくなったり、故障の原因になったりするので、購入前に設置予定のスペースに少し余裕があるか確認してくださいね。
- 日本酒の一升瓶は、どのモデルでも縦置きできますか?
-
モデルによって異なります。縦置き対応モデルを選びましょう。
すべてのモデルに一升瓶がそのまま縦置きできるわけではありません。日本酒をメインで保管したい場合は、スリムなのに縦置きに特化している「OSKシリーズ(ゼロチル)」や、大容量で縦置きスペースが確保されている「LXシリーズ」などがぴったりです。
購入前に、ご自身が収納したいお酒のサイズと対応本数をしっかりチェックしてくださいね。
- 故障が心配です。延長保証には入った方がいいですか?
-
長く安心して使うために、加入を強くおすすめします。
さくら製作所の製品は業務用レベルでしっかり作られていますが、万が一メーカー保証期間外に故障してしまうと、専門スタッフの出張費などがかさみ修理代が高額になりがちです。
購入時に製品価格の数パーセントを払うだけで5年間無償修理になる「クロネコ延長保証サービス」には、実質的に必須で加入しておくのが賢い選び方ですよ。
さくら製作所のワインセラーの評判|まとめ

ここまで、さくら製作所のワインセラーに関する様々な評判やメリット、デメリット、そしておすすめのモデルについて詳しくお話ししてきました。
さくら製作所のワインセラーは、単に「ワインを冷やしておく箱」ではありません。
洗練されたインテリア性と、プロの酒蔵も認める高度な温度管理テクノロジーを融合させた、唯一無二の製品です。
確かに、コンプレッサー式特有の稼働音や、しっかりとした冷却システムゆえの初期費用、そして修理代のリスクなどは存在します。
しかし、そのメカニズムを理解し、延長保証を活用するなどの適切な対策をとることで、それらの不安は十分にコントロールすることが可能です。
むしろ、ペルチェ式をはるかに凌ぐ省エネ性能によるランニングコストの安さや、生酒の氷温管理からヴィンテージワインの長期熟成までを1台でこなしてしまうその圧倒的な実力を考えれば、投資する価値は十二分にあると、ソムリエとしても自信を持っておすすめできます。
この記事が、あなたが最高のワインセラーと出会い、より豊かで美味しいワイン・日本酒ライフを送るためのヒントになれば、私としてもこれほど嬉しいことはありません。
また、ワインセラーが整ったら、ワインを開けるアイテムや楽しむ器にもぜひこだわってみてください。
ダイソーなどの100均アイテムと比較しながらプロ目線で解説した『ワインオープナーはダイソーや100均でいい?全4種比較とプロ推奨の選び方』や、リーデルの万能型・木村硝子のような本当に美味しいワインが飲めるこだわりのグラスをご紹介している『ワイングラスはダイソーでもいい?ソムリエが教えるコスパと選び方』もチェックして、さらに充実したワインライフを楽しんでくださいね!
\※人気モデルのため在庫切れにご注意ください/
最終的な製品の仕様や保証内容などは変更される可能性がありますので、ご購入の際は必ず公式サイトの情報もチェックしてみてください。(出典:さくら製作所 公式サイト)
